伝動効率 (drive train efficiency)

ペダルに与えた動力が車輪駆動の動力として使われる割合。車輪駆動の動力は、ペダルに与えた動力から伝動系統において損失となった動力を差し引くと得られる。
損失は伝動系統を構成する全ての部品で生じる。ディレイラー式の変速機に付いて見ると、ペダル軸受の摩擦損失、クランクスプロケットとチェーン間の摩擦損失、チェーンのリンク間の折れ曲がり等による摩擦損失、チェーンと後デイレイラープーリ間の摩擦損失、 プーリ軸受の摩擦損失、チェーンと後輪スプロケット間の摩擦損失およびハブ軸受の摩擦損失。これらの損失の中ではチェーンによる損失が最も大きい。摩擦損失は熱となって大気に放散される。 スプロケットが大きいほど、チェーン折れ角が小さく摩擦損失が少ない。チェーンラインフレームと平行であると効率が良い。たすき掛けに近づくほど効率が悪くなる。また、潤滑が良いと摩擦損失が少ない。
デイレイラー付き伝動の伝動効率は、95~98%そして単速の自転車の伝動効率は97~99%。