ハブ (hub)

前輪ハブ後輪ハブ
概要
車輪の中央にあって車輪を支持して回転させる円筒状の部品。
中に軸受があってハブ軸が通り、両側にスポークを付けるためのハブフランジが付いている。
種類
前ハブ(フロントハブ)および後ハブ(リアハブ)がある。
フランジの高さによって、高フランジハブおよび低フランジハブがある。
ディスクブレーキの付く車輪は、ディスクハブを使う。 車軸にクイックリリースの付いたハブもある。
軸受
軸受としては、カップアンドコーン軸受(右図)またはカートリッジ軸受が使われる。
カップアンドコーン軸受は、カップ、玉およびコーン(円錐のこと)で構成されている。
カップとコーンの間で玉が回転する。
わんはハブ側にあり、一方玉押しは軸にねじ込まれて、ロックリングで固定されている。
ロックリングと玉押しの間にはスペーサーがある。
車軸における玉軸受の位置はメーカーによって異なり、次の4例がある。
(1)右図のように左はハブフランジ部にあり、右はフリーハブボディ部にある形。
(2)左右のハブフランジ部にあって、フリーハブボディ部にはない形。
(3)左右のハブフランジ部およびフリーハブボディ部にある形(合計3箇所)。
(4)左右のハブフランジ部および左右のフリーハブボディ部にある形(合計4箇所)。
構造
右図には、後輪ハブにフリーホイールの入ったフリーハブボディおよびカセットスプロケットを組み付けた構造例を示す。
朱色はハブおよびその玉軸受を示している。
寸法
カセットスプロケット10段及び11段用のハブの寸法例(DT Swiss製)を右図に示す。
図の下半分が10段用の寸法そして上半分が11段用の寸法。
OLDは10段用が130mmそして11段用が131mmとなっている。
ハブフランジ間距離は、何れも50mm。
製法
ハブシェルは、ダイキャスト冷間鍛造またはCNC機械加工によって作らる。
材質
ハブシェルはアルミ合金、チタン合金および炭素繊維強化樹脂がある。ハブ軸CrMo鋼など。
質量
ハブ質量を打点したグラフを右に示す。
赤点は前輪ハブ(OLD=100)そして緑点は後輪フリーハブ(OLD=130,135)を示す。
いずれもクイックリリースは含まない。
平均質量は、前輪ハブが約140gそして後輪ハブが約300g。
メーカー
近藤機械製作所シマノAmbrosioAmerican ClassicAtomlabAzonicBitex IndustrialBorealis BikesBrunn Bike PartsBurgtecCampagnolo
Carbon-TiChris King Precision ComponentsDT SwissEdco EngineeringElement TechnicExtraliteFac MichelinFireEye BikesFormula EngneeringGravity-ZeroHaloHiveHope TechnologyIson Distribution(Halo)Joy Industrial(Novatec)Kappius ComponentKarbona PartsLeaf CyclesLLSMarwi
Middleburn ComponentsNS bikesNuke ProofOrigin 8Paul Component EngineeringPhil WoodPrimoProfile RacingVan Beurden TechniekSoul KozakSRAMSturmey ArcherSun RaceSun ringleSuperstar ComponentsToken ProductsVelocityVictoire CyclesWoodman Components
Wheels ManufacturingWhite IndustriesZipp Speed Weaponry など。
ハブ空港

ハブを空港そしてスポークを航路になぞらえて、各地に航路の出ている拠点となる空港はハブ空港と呼ばれる。
参考資料 ハブ