自転車用語 (k)
k (kilo)
千(1000)の意味。例えば、kmは千メートル、kgは千グラム、kPaは千パスカル等。なお、大文字のKは、ケルビンという絶対温度の単位。
単位の接頭語
K (Kelvin)
絶対温度の単位。K=273.16+℃。英国の物理学者ケルビン(1824-1907)の名にちなむ。人名に由来するため大文字となっている。
かぎ (key)

錠(ロック)の穴に入れて開閉する金具。予備のかぎと一対になっている。予備のかぎ(キー)を紛失した錠は使わないことが望ましい。かぎをかけた状態で、そのかぎを失くすとかぎが開けられなくなる。かぎに付けるキーチェーンがある。
かご (basket、bicycle basket)
概要
自転車の前(前かご)又は/及び後(後かご)に付けて、買物した荷物などを入れる入れ物。バスケットとも言う。かごに入れる手提げ袋(トートバッグ)がある。
仕様
- 底板の付いたものがある。
- ふたの付いた形がある。
- かごのふたとして、かごカバーがある。
- 折りたたみできる形がある。
- クイックリリースで簡単に外せる形がある。持ち運びのための取っ手が付いている。
- 後ろに付けるかごは、車輪の上側に付けるもの及び車輪の横側に付けるものがある。
- かごの内張りとしてバスケットライナーがある。
- パニア又はピクニック用のテーブル及び椅子になる形がある。
- 前後のかごが自転車のフレームと一体になった形がある。
- ペットが落ちないよう、半球形の網目カバーが付いた形がある。
取付
前かごは頭管(ヘッドチューブ)又はハンドル(ハンドルバスケット)に取り付ける。後かごは後荷台などに取り付ける。
リコール
2012年、ブリヂストンサイクルは同社の自転車「ジョブノ」に装着したステンレスかご(中国製)から放射性物質(コバルト60)が検出されたとして9405個をリコールした。
かごカバー (basket cover)

ひったくり防止、防雨及び内容物の遮蔽のために、かご(バスケット)に被せるカバー。ファスナーを付けた形もある。網(ネット)状の形(かごネット)もある。バスケットカバーとも言う。
かごライナー (basket liner)
前かご(バスケット)の上部及び内側を覆う袋状のカバー。美観(内容物の目隠し)及び小物の落下防止などのために付ける。内ポケットを付けた形もある。裏返しても使える形(リバーシブル)もある。レジ袋の代わりにバッグとして使える形もある。
化合物 (コンパウンド、compound)
2種類以上の元素または物質の化合によって生じた物質。タイヤのトレッド(踏面)はゴムの外、カーボンブラックまたは/およびシリカの化合物となっている。カーボンブラックは耐磨耗性を与えそしてシリカは摩擦力を向上させる。その他、加硫のためのイオウ、劣化防止剤(酸化防止剤およびワックスなど)などが添加される。
可変サドル支柱 (adjustable seatpost、adjustable height seatpost、travel adjustable seatpost)

概要
レバー操作により、走りながら数秒でサドル高さを変えられるサドル支柱。フレームの立管に差込んで高さを決めてサドル支柱クランプで固定する。ドロッパーシートポスト及びドロッパーポストとも言う。
用途
登り下りの多いクロスカントリー、丘下り(ダウンヒル)およびフリーライドなどのマウンテンバイク用の可変高さのサドル支柱として使われる。登りではサドルを高くし、下りではサドルを低くする等により最適な乗車姿勢で走れるようにする。
サドル
サドルレールの付いたサドルが取り付けできるが、I ビームサドルが取付できる形もある。
操作

操作レバーは、サドル支柱上部(サドル下)にある形およびハンドルに付けて遠隔操作する形がある。遠隔操作のレバーと可変サドル支柱は、ロープの入ったアウターで連結されている。何れも、下げる場合はレバーを押してサドルに体重をかけると下がり、レバーを開放するとサドル位置が固定される。上げる場合はレバーを押して腰を浮かせる。ばねの力でサドル支柱(サドル)が上がり、レバーを開放するとサドル支柱位置が固定される。流体式に作動させる形もある。アウターは可動部に連結した形及び静止部に連結した形がある。
ストローク
調整範囲(ストローク)は75、100、125又は150mmなど。トラベルとも言う。クロスカントリー及びサイククロスには短いストロークのものが使われる。登り(最上位)、トレイル(登り-40mm)及び下り(最下位)の3モードを操作レバーで選定できる形がある。操作レバーで5mm間隔に調整できる形がある。
外径
支柱の外径は、27.2mm、30.9mm又は31.6mmなど。立管の内径に適合しなければならない。支柱にキーを設けて回転しないようにした形がある。
長さ
100~450mm。ストロークが大きいと長くなる。
質量
480~650g。
可変長クランク (adjustable length crank)
クランク長を変えられるクランク。クランク長をかえる機構として次のような方式がある。
差込

ペダル軸を取付ける差込(インサート)を変えることによってクランク長を変える。3種の差込はペダルねじを切ったペダル軸穴位置が2.5mmずれており、クランク長を170mm、172.5mm又は175mmに変えることができる。
伸縮

ペダルの付いたクランクアームを中空にしたクランク本体の中でピストンのように伸縮(スライド)させ、側面からねじで固定してクランク長を無段階に変える。
ペダルスライド

独自のペダル取付板をクランク上でスライドさせることによってクランク長を無段階に変える。
買物自転車 (shopping bicycle)

買物かごの付いた シティ車 のこと。日常の買物などに使われる。電動アシスト自転車もある。
回転 (revolution)
物が軸を中心として回ること。自転車の中で回転が最も早いのは後ディレイラーのプーリ、次に速いのは車輪(又は後輪スプロケット)そして最も遅いのはクランクスプロケット。回転数の単位としては、rpmなどが使われる。
回転数 (number of revolutions)
軸などが単位時間に回転する回数。単位時間が「分」の場合は毎分回転数[rpm]そして単位時間が「秒」の場合は毎秒回転数[rps]という。自転車の回転部品の回転数は、通常プーリ回転数が最も速い。
荷重 (load)
自転車などの構成部分又は全体に加わる力。その加わる様式によって、静荷重(時間的に変化しない荷重)、動荷重、繰返し荷重および衝撃荷重がある。自転車の多くの部品には荷重が加わる。
かかと隙間 (ヒールクリアランス、heel clearance)
かかと(踵)とパニアの隙間。靴のかかとでパニアをこすらないように、かかと隙間が必要。かかと隙間はチェーンステイ(リアセンター)が長いと大きくなる。旅行車はチェーンステイが長いもの(440mm以上)が望ましい。チェーンステイ長が大きいと、ホイールベースも大きくなり走行安定性も良くなる。かかと隙間が大きくなるよう、かかとの回転半径を考慮して、パニアの形状を決めたものもある。すなわち、パニアの下部前方をへこませると、かかと隙間は大きくなる。
加工硬化 (work hardning)
金属の冷間加工による変形で結晶のすべりが生じ、そのすべり面に対する抵抗が大きくなることにより金属の硬さが増すこと。加工硬化により強度も増すので、必要な強度内で部品を薄くして軽くすることも出来る。
角度計 (goniometer)

角度を測定する器具。自転車用には、定規と分度器を組み合わせたものでよい。40cm定規を2つ合せて、小ねじとナットで固定して作ることもできる。この場合は角度を設定後、2つ定規の角度を分度器で測る。
隠れニップル (hidden nipple)

概要
リムの内側でスポークに付けるニップル。外から見えない(隠れている)。エアロホイールのディープリムに使われることがある。
利点
空気抵抗を減らすことを意図している。リムのスポーク穴は小さくなる。
欠点
車輪組みが容易でなく、ニップルが外に出ていないので、タイヤを付けた状態で保全ができないこと。後でスポーク張力を調整するには、タイヤ及びチューブを外す必要がある。ニップルを回すにはそれ用のニップル回しが必要。
カマハン (mantis handlebar)
カマキリハンドルが略されたと思われる俗語。
カマキリハンドル (mantis handlebar)

ハンドルの手でにぎる部分が上がり後退しているハンドル。クルーザーハンドルともいう。ハンドルステムは、ねじ付きヘッドセット用が使われることが多い。クルーザー、ビーチクルーザー及びシティ車などに使われる。材質はアルミ合金及びステンレス鋼など。
管 (pipe、tube)
一般に長い中空の両端が開放の筒。自転車のフレーム、ハンドル、サドル支柱およびフォーク操縦管などとして使われる。断面形状は円形、楕円形、涙形および角が丸い長方形などもある。材質は高張力鋼、クロムモリブデン鋼、アルミ合金、チタン合金および炭素繊維強化樹脂(CFRP)など。フレームに使われる管には、端部とそれ以外では肉厚の異なるバテッド管が使われることもある。
金型 (metal mold、metallic mold)
部品の成型に使う金属製の型。ダイキャスト用金型、プレス用金型、プラスチック用金型及び炭素繊維強化樹脂用金型などがある。
乾電池 (dry cell、dry battery)
一次電池ともいう。主なものとしてマンガン乾電池及びアルカリ乾電池がある。アルカリ乾電池の容量はマンガン乾電池の約2倍大きい(寿命が長い)。公称電圧は1.5V(初期電圧は1.6V、使うと電圧は下がる)。形状は円筒形、ボタン形、コイン形、角形及び平形がある。円筒形乾電池の寸法を表に示す。
| 呼び方 | 高さ | 直径 | 米国の呼び方 |
|---|---|---|---|
| 単1 | 61.5 | 34.2 | D |
| 単2 | 50.0 | 26.2 | C |
| 単3 | 50.5 | 14.5 | AA |
| 単4 | 44.5 | 10.5 | AAA |
乾電池の用途は、前照灯、 尾灯、ヘルメットライト及び サイクルコンピュータ など。
加熱炉 (oven)
加熱の目的によって次のような炉がある。
(1) 金属用
金属の強度などの特性を向上させるため、又はアルミ合金フレームなどの溶接などによる残留応力を除去するために、加熱後冷却する。一例として、溶接アルミ合金フレームの場合、加熱炉で535°C前後に加熱後、液体冷却槽に入れて冷却する。
(2) 炭素繊維強化樹脂用
炭素繊維布を所定の形状に切断して、樹脂を浸み込ませてプリプレグを作り、加熱炉で加熱して硬化させる。
完組みホイール (complete wheelset)
完成品としてのホイールまたは車輪であり、次の2つの意味で使われる。
ホイール
ホイールセットと同じ。
車輪
慣性 (inertia)
概要
外力が働かない限り、物体がその運動状態を持続する性質。
慣性力
慣性力Fは物体の質量mと加速度(ブレーキ掛けの場合は減速度)αの積に比例する。式にすると、 F = mα となる。
自転車と慣性
自転車のブレーキをかけて減速すると、身体はブレーキ前の運動状態を持続しようとして、身体から自転車に前方方向の力が加わる。そのため、前輪の接地点を支点にして、後輪は持ち上がろうとする。後輪と地面の摩擦力が低下するため、後輪のブレーキの利きが悪くなる。
慣性モーメント (moment of inertia)
回転体の慣性を表す量。慣性モーメント I は回転体の質量 m および回転軸から質量までの距離 r の2乗に比例する。式で表すと、I=mr2 となる。慣性モーメントが大きいと、車輪の回転加速および減速に時間がかかる。
緩衝器空気入れ (suspension pump、shock absorber pump)

高圧(最大2,000~2,500kPa)、小容量となっている。前輪用と後輪用の緩衝器は圧力が異なる。圧力計が付いていることが必要。空気圧を微調整するために空気抜き弁が付いたものが多い。
空気ばね式のサスペンション(緩衝器)は空気圧を変えることにより予荷重を変えて、沈み を設定するようになっている。その空気圧の設定に使う。
緩衝器用の高圧低容量とタイヤ用の低圧高容量の2種類を切替えできる形(デュアルパーパス)がある。
サスペンション空気入れ、フォーク空気入れ及びショック空気入れとも呼ばれる。
緩衝器 (ショックアブソーバー、ショック、shock absorber)
概要
マウンテンバイクのフレームなどに付けて地面からの衝撃を吸収する装置。
原理
衝撃が加わった時は、ばね及びシリンダーの中のピストンで受け、その動きで作動油を小さな穴を通して高速で押し出し、流体の摩擦熱で衝撃のエネルギーを熱に変えて吸収する。
負の側面
オートバイのような動力を持つ乗り物では問題にならないが、人力を動力とする自転車では、重さの増加や走行動力の吸収といった負の側面がある。ただし、人力を必要としない丘下りでは問題はない。
貫通軸ハブ (through axle hub、thru axle hub)
貫通軸(スルーアクスル)を使うハブ。主に、マウンテンバイクに使われる。前輪ハブおよび後輪ハブがある。
傘 (umbrella)
雨をさえぎるための雨傘及び日光をさえぎるための日傘がある。傘ホルダーを使ってハンドルに取付ける傘がある。前方に短く後方に長い非対称の傘がある。傘さし運転をしてもよいかどうかは、全国の公安委員会規則による。安全のために傘さし運転を禁止している都道府県は多い。
かさ歯車 (bevel gear)
90°離れた交差する軸に伝動するための円錐形(傘形)の歯車。円錐形の形状を変えることにより、任意の角度離れた交差する軸に伝動することもできる。歯の形状がらせん状になったまがり歯かさ歯車は、より円滑な伝動ができるので、シャフト駆動の自転車および2輪駆動の自転車に使われる。
重ね着 (layered clothing)
衣服を何枚も重ねて着ること。衣服間の空気が保温の役目をする。
蚊刺し (蚊刺しパンク、mosquito bite、mosquito bite puncture)
パンクの一種であり、画鋲、針、くぎ、針金片または鋭角のガラス破片などの異物が刺さってチューブに穴が開き空気の抜けるパンク。前輪ではねた異物が立ったところを前輪より荷重の大きい後輪が踏むなどして、後輪が蚊刺しを受ける確率が大きい。
下死点 (bottom dead center、BDC)

ペダルが最下端に来た位置。最上端の位置は上死点と言う。死んだとは動かないという意味。上死点および下死点では、ペダルの上下の動きはゼロとなる。上死点および下死点においても、ペダルに力を伝達することが、高速走行にとって重要。そのためには、靴の裏に付いた泥をこすって落とす要領で、上死点ではペダルを前方へ押し、下死点では後方へ引く。
仮想トップチューブ長 (virtual top tube length)
仮想上管長。有効上管長または有効トップチューブ長と同じ。
仮想トレーナー (virtual reality traine、rvirtual trainer)
テレビ又はパソコンに映し出される道及び風景などを見ながら訓練をするトレーナー。3Dの画面もある。
加速 (acceleration)
速度を増すこと。速度変化の割合は加速度と呼ばれる。自転車の加速性能は、競技において次の点で重要視される。
- 最後のスプリント。
- スタート時の加速。
- 集団(ペロトン)へのキャッチアップ。
- 集団からの先行。
加速度 (acceleration)
一定時間内の速度の変化の割合。加速度の単位は、m/s2。加速度を表示するサイクルコンピュータがある。加速度センサーがある。
次に加速度を計算する計算器を示す。例1 初速度は0で速度が30km/hになるまで5秒かかった場合。加速度は1.67 m/s2である。
例2 速度が5km/hから25km/hになるのに要した時間が4秒であった場合。加速度は1.39 m/s2である。
型
タイヤの外径の呼称。タイヤの外径をインチ(inch)で表したもの。例えば、27型の自転車のタイヤの呼称外径は27インチ。商取引に於いては、インチという単位の使用が計量法(第8条)により禁じられているので、カタログなどでは、「インチ」の代わりに「型」を使う。ただし、当法律を知らない業者もある模様。
片バテッド管 (single butted tube)

管の一端のみ肉厚を厚くした管。一例は、厚い部分の肉厚は0.8mmそれ以外は0.5mm。厚い部分と薄い部分はテーパーでつないでいる。フレームの立管(シートチューブ)などに使われる。その際、厚い側がボトムブラケットシェルと結合する。そして薄い側にサドル支柱(シートポスト)が入る。なお、両端の肉厚を厚くした管は両バテッド管(ダブルバテッド管)と呼ばれる。
肩角度 (shoulder angle)
乗車姿勢において横から見たとき、胴と上腕が作る角度。肩角及びショルダーアングルともいう。
シティ車およびクロスバイクなどの楽な乗車姿勢では、肩角度は20°~30°となる。ロードバイクの競技姿勢では肩角度は80°~100°となる。肩角度が90°を超えると、首、背中または肩に痛みを生じることがある。
肩角度は角度計で測ることができる。
片足ペダリング (one legged pedaling、one leg pedaling)
ペダリングの全行程において、均一な動きおよび各筋肉の効率活用などができるよう訓練するために、片足だけで結合ペダルを漕ぐこと。
他方の足はペダルを漕がないで、単にペダルに乗せておく。他方の足の助けがなくなるので、足の使い方が良く分かる。
トレーナーを使う場合は、他方の足は椅子などに置くのもよい。
練習においては、両足で10~20分ウオームアップをする。その後、3~5分間隔で左右の足を切り替えて練習する。ペダル回転数は常用の回転数とする。慣れるまでは低ギア比とする。
片端段付きスポーク (single butted spokes)

エルボ部以外は同じ直径(例えば2.0mm)であるが、応力の大きいエルボ部を太くして(例えば2.3mm)強度を上げたスポーク。タンデム、丘下りのマウンテンバイクおよび荷物を積む旅行車の後輪の右スポークなどとして使われる。
片はとめ (single eyelet)

はとめと同じ。両はとめと対峙して使われる。内壁と外壁をつなぐチューブ状のはめ輪(フェルール)が付いていない。
肩掛け帯 (shoulder strap)
ショルダーバッグなどのバッグを肩(ショルダー)に掛けるための帯状のひも(ストラップ)。バッグと一体の形およびフックなどが付いていて着脱できる形がある。一般に長さが調節できる。帯が捩れないようにスイベルが付いた形がある。肩パッド(ショルダーパッド)の付いた形もある。ショルダーストラップとも言う。
傾き平行四辺形 (slant parallelogram)

後ディレイラーの平行四辺形に傾き角を設けた平行四辺形のリンク機構。
傾き角をスプロケット群(カセットスプロケット)の歯先をなぞった円錐形の半頂角に対応させることによって、案内プーリーとスプロケットの間隔を一定に保つことにより、変速性能を向上させた。
サンツアー が1964年に考案し、特許を取得した。高性能のディレイラーとの評価があり、特許が切れた1984年以降、シマノおよびカンパニョーロが採用した。写真は傾き平行四辺形の付いたサンツアーのディレイラー(V-GT Luxe形)。
傾き角 (slant angle、lean angle)
ディレイラーの傾き

後ディレイラーの平行四辺形面のハブ軸に対する傾き角(スラントアングル)。傾き角をスプロケット群(カセットスプロケット)の歯先をなぞった円錐形の半頂角に対応させることによって、案内プーリとスプロケットの間隔を一定に保つことにより、変速性能を向上させる。
マウンテンバイクのカセットスプロケットはワイドレシオのため、ロード系 の傾き角(約30°)より大きな傾き角(約45°)となっている。サンツアーが1964年に考案し、特許を取得した。高性能のディレイラーとの評価があり、特許が切れた1984年以降、シマノおよびカンパニョーロが採用した。
自転車の傾き
垂直面に対する自転車の傾き角(リーンアングル)。コーナリングにおいては、遠心力と釣合を取るため自転車は曲がり方向に傾いている。
参照 » コーナリングの傾き
片手運転 (one armed riding、one handed riding)
一方の手だけでハンドルを握って走行すること。次のような場合は、片手運転となる。
担ぎ (shouldering、shouldering bike、shoulder bike)

サイクロクロスおいて、サイクロクロスバイクの上管(トップチューブ)を肩に乗せる(担ぐ)こと。その際、手でハンドルを持って安定させる。障害物のある道又は勾配が大きく走行できない短い道などを移動するときに自転車を担いで移動する。
革サドル (leather saddle)

革でできたサドル。
お尻に汗をかかず、かつ着衣との摩擦係数が小さい。
全体が革のサドルは新品は硬いので、野球の革グローブ用、革ソファ用またはサドル用の、革を柔らかくするオイル又はサドルグリースを滲み込ませることが望ましい。1年に1回程度オイルを塗布して柔らかさを保つと同時に手入れをする。
500km程度の走行でお尻の形になじみ、人によっては長距離走行においても乗り心地が良い。表皮のみを柔らかい薄革とした形もある。基盤と表皮の間に詰物を入れたジェルサドルとなっている。
前下部のねじを回すと、革の張りが調節できる形がある。ばねサドルがある。質量は、鋼レール製は480~550gそしてチタンレール製は370~430g。
警報器 (自転車アラーム、alarm、bicycle alarm、security alarm )
盗難防止用
自転車泥棒が自転車を動かすとその動きを検知して、大きな警報音を出す防犯器具。
警報音の種類を選べるものもある。
音の大きさは110dBが一般的。警報音が継続する時間は、例えば15秒など。
防水形となっている。電池が必要。電波によってリモコンに連絡する形もある。
取付位置はフレームの立管(シートチューブ)、
サドル支柱又はハンドルなどの管状の個所。
自分が乗るときに警報音が出ないようにするには、本体の暗証スイッチで暗証記号(例えば、CBA・・・など)を押すもの、
又は本体及びリモコンのスイッチを入れる方法などがある。
一般用
ベル 、ホーン及びブザー などがある。、
軽快車 (comfort bike、light roadster)
日常の交通手段およびレジャー用に用いる短中距離、低中速走行用の一般用自転車で、サドル最大高さが750mmを超え1,100mm以下、車輪の径の呼び25以上のもの(JIS D9101の定義)。シティ車およびシティサイクルとも呼ばれる。
「自転車の種類」蛍光服 (fluorescent clothing)
光及び紫外線があたると光る服。夜、光のない状態では光らない。
交通安全のために着用する。
競輪 (Keirin)
自転車競技場において競輪自転車に乗って争う集団スタート競技。6~9人で争う。
1948年に北九州で始まった。
2000年にオリンピック種目となった(シドニーオリンピック)。
右端図は2012年、ロンドンオリンピックの競輪。
日本競輪学校(静岡県修善寺町)がある。詳細は競輪オフィシャルサイトに記載あり。
競輪オフィシャルサイト競輪自転車 (keirin bicycle)
競輪用に作られた競技車で、変速機、フリーホイールおよびブレーキは付いていない。競技者に合わせて特別注文する。フレーム材質は、クロムモリブデン鋼(クロモリ鋼)。
転がり抵抗を減らすためにタイヤ空気圧は約960kPaと高くする。
競輪に使用する自転車の基準(NJSS)の一部を次に示す。
(2-1) 単式(1人乗り)競走車は、財団法人JKAに登録された自転車の製造業者が製造するフレーム並びに下表及び図1(何れも省略)に示す財団法人JKAが認定する競走車部品とで構成されたものとする。
(3-1) 競技における走行が安定しており、かつ、競技者が敏速に進路変更ができるものでなければならない。
(4-3) 前車輪とトークリップ先端との最大の重なりは、25mmを超えてはならない。
(4-6) ハンドルバーの端面は、にぎり又はバーテープ(キャップ付き等)で覆われていなければならない。また、バーテープの巻き上がりは、ハンドルバーわん曲部最先端を超えてはならない。
(4-8) 車輪は、36本以上のスポークによりあや組みされ、かつ、タイヤの外径が675ミリメートルのものでなければならない。
(4-14) タイヤはチューブラタイヤとし、トレッドゴムは平面にしたとき幅27mm以上であって、滑り止めトレッドパターンを施し、その最頂部は厚さ1mmm以上なければならない。
競輪公式ホームページ
KEIRIN.JP 、計算流体力学 (CFD、Computational Fluid Dynamics)
CFDとも言う。コンピュータ及びソフトウエアをを使って数値モデルの空気の流れなどをシミュレーションする。空気の流れを可視化できるのが一つの利点。風洞よりも安価。風洞で得られないデータが得られることもある。
試作後に風洞で確認することもある。
右図はヘルメットを着用しないでタイムトライアルバイクに乗って走行している時の空気の流れ及び空気抵抗をコンピュータで計算して画面に表示したもの。
この例ではエアロヘルメットを着用したときの計算画面と比較する。
左図はエアロリムの空気の流れのシミュレーション画面。
計算流体力学をビジネスとしている業者がいる。
計算流体力学を行う市販のソフトがある。
2次元の解析を行うソフト及び3次元の解析を行うソフトがある。
警察自転車 (police bicycle、police bike)
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | |
| 米国 | 米国 | 米国 | シアトル | トロント | オーストラリア | ロンドン |
歩行巡回と自動車巡回の間を埋める自転車巡回として使われる。
徒歩巡回に次いで市民との接触性が良く、自動車では行けない道の巡回もできる。
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
| 英国 | スコットランド | コペンハーゲン | コペンハーゲン | 東京 |
未舗装路、階段および雪道などを走れるよう、
欧米では変速機の付いたマウンテンバイクが多い。
日本ではシティ車などが使われる。
誘導棒を入れる筒をフォークに付けている警察がある。
装備品などのバッグなどを載せるための荷台が付いている。
泥除けは付いているものと付いていないものがある。
自動車(パトロールカー)に比べて地球に優しく、経費も少ない。任務を行いながら警察官のフィットネスにもなる。
傾斜フレーム (スローピングフレーム、sloping top tube frame、sloping frame)
上管(トップチューブ)が頭管(ヘッドチューブ)から立管(シートチューブ)に向かって下方に傾斜しているフレーム構造。
立管角が同じ場合の水平フレームと傾斜フレームの形状の比較を右図に示す。マウンテンバイクにおいて、上管をまたいで立ったとき股すき間が大きくなるように、立管部において上管を下げたのが傾斜フレームの始まり。クロスバイクおよび一部のロードバイクにも使われている。
標準(水平)フレームよりも少ない種類のフレームサイズで対応するために採用したメーカーもある。
ロードバイクの上管の傾斜角度は4°~9°度が多い。フレームサイズが小さいほど傾斜角度は大きくなる傾向がある。
同じ管を使った水平フレームと比較すると、フレームの剛性はやや大きいが、サドル支柱(シートポスト)が長くなり剛性が小さくなるため、全体としての剛性はやや小さい。 全体としての剛性を確保するためには、サドル支柱を太くするか又は肉厚を大きくする必要がある。 水平フレームとの上管長の比較は、傾斜上管長ではなく有効上管長で行う。有効上管長は乗車姿勢などに影響する。
傾斜平行四辺形 (slanted parallelogram)
後ディレイラーの傾斜させた平行四辺形のリンク機構(右図のA、B、C、D)。平行四辺形の傾き角をスプロケット群(カセットスプロケット)の歯先をなぞった円錐形の半頂角に対応させることによって、
案内プーリーとスプロケットの間隔を一定に保つことにより、変速性能を向上させた。
マウンテンバイクのカセットスプロケットはワイドレシオのため、ロード系傾き角(約30゜)より大きな傾き角(約45゜)となっている。
サンツアーが1964年に考案し、特許を取得した。
高性能のディレイラーとの評価があり、20年の特許が切れた1984年以降、シマノおよびカンパニョーロなどが採用した。
傾斜上管 (sloping top tube)
傾斜上管を持つフレームは傾斜フレームまたはコンパクトフレームと呼ばれる。
マウンテンバイクは股すき間を確保するために、全て傾斜上管となっている。
傾斜トップチューブ (sloping top tube)
傾斜上管と同じ。傾斜上管を持つフレームは傾斜フレームまたはコンパクトフレームと呼ばれる。
傾斜計 (勾配計、inclinometer、gradiometer)
道路勾配を角度で表示する計器。勾配計とも言う。左図の例はハンドルに取り付け、傾斜に応じて高粘度液中の気泡が移動して勾配を目盛で示す計器。 気泡がふらつかないよう高粘度液の中に入れている。測定範囲は±21度。
水準器を傾けると気泡が高い位置に移動するのと同じ原理。
気泡が勾配と均衡するよう気泡が接している天板を勾配に対応して円弧状にしてある。
中央図はデジタル式。道路勾配を表示する機能の付いたサイクルコンピュータもある。
メーカーは、Lafayette Instrument 、Sky Mounty 、など。
経済速度 (economical speed)
任意の距離を走るのに対し、区間エネルギー消費量が最小となる速度。体力などの個人差や自転車の種類にもよるが、自転車走行の経済速度は25~30km/h。
区間エネルギー消費量は低速でも高速でも大きい。
なお、歩行の経済速度は5~7km/hそしてジョギングの経済速度は9~11km/h。
船および航空機などの経済速度(燃料を最も節約できる速度)は巡航速度とも呼ばれる。
ケロナイト (Keronite ®、plasma electrolytic oxidation)
一般名は、プラズマ電解酸化(PEO)。プラズマによる電気化学的なセラミックコーティング。素材と原子レベルで結合する。硬く密度が高い。適用する金属は、アルミ合金、マグネシウム合金及びチタン合金などの軽金属。
ケロナイト処理をした雨に濡れたリムは、乾いたアルミ合金リムよりもブレーキパッドに対する摩擦係数が大きい。
摩擦係数が大きいとブレーキの効きが向上する。アルミ合金リムよりも対磨耗性が20~30%向上する。
コーティング厚さは25µmなので、ブレーキ掛けで発生した熱はリムへ速やかに伝導する。
右図は工場でリムにケロナイト処理をしている写真。
PEO処理は1950年代より知られているが、Keronite社(英国)は、実用技術を開発し技術供与などをしている。
結束バンド (ケーブルタイ、tie strap、cable tie、zip tie)
ラチェットの歯の付いたバンドを固定穴に差し込んでループ状にして結束する部品。
材質はナイロン。色は各種ある。
1958年にThomas & Betts社が飛行機の配線の結束バンドとして考案した。
サイクルコンピュータのセンサーからの配線をフォークなどに固定するのに使われることがある。
次のような利用法もある。
ホイールの振れ点検
前輪は両側のフォーク上部そして後輪はチェーンステイ上部のリム位置に結束バンドを付け、その先端とリムの間隔(すきま)が1~3mmとなるように切断する。ホイールを手でゆっくりと回してすきまが均一であるか点検する。
スノータイヤ
前後のタイヤに幅の広い結束バンドを均等に複数巻いて、スノータイヤの代用とすることができる。
商品としては、タイラップ、インシュロックなど。
血圧 (blood pressure)
血液が動脈血管内を流れているときに示す圧力。
心臓が収縮して血液を送り出したときの最大血圧及び弛緩(しかん)したときの最小血圧とで示す。血圧は血圧計を使って上腕部などで測る。
正常血圧は最大血圧が130mmHg以下かつ最小血圧が90mmHg以下。自転車走行による運動は血圧を下げる効果がある。
結合靴 (binding shoes、clipless shoes)
ロードバイク用及びマウンテンバイク用などがある。
女性が履く女性靴もある。
結合ペダル (ステップインペダル、clipless pedal、binding type pedal、step-in pedal)

概要靴底のクリートをペダルに差し込んで靴とペダルを連結するペダル。かかとを水平に外にひねると靴はペダルから外れる。
欧米ではクリップレスペダルと呼ばれる。シマノの結合ペダルはSPDと呼ばれる。
靴にペダルを合わせるので、ある価格帯(又はグループ)以上の自転車は自分の靴に合うペダルを付けるよう、クランクにペダルを付けていないものがある。
歴史
1984年にフランスの ルック社 がスキーのクリートをペダルに応用したのが始まり。1988年にシマノはクリートが靴底に沈んだ
マウンテンバイク用の結合ペダルを最初に世に出した。1989年にはフランスのタイム社が フロート の付いた結合ペダルを最初に世に出した。
1992年には米国のスピードプレイ社がどちらの面にも結合できる結合ペダルを始めて市販した。
特徴
靴とペダルの位置決めが確定し、かつ上死点、下死点および引上げ行程においてもペダルに力が加えられるので、効率よくより大きな動力を出すことができる。
種類
大きく分けると、ロードバイク用とマウンテンバイク用に分かれる。特殊な形として、エッグビーターがある。
結合面
片面結合(シングルサイドペダル)および両面結合(ダブルサイドペダル)がある。片面のみ連結できるペダルは、次の利点があるのでロードバイク用のペダルとして使われる。
(1)コーナリング(曲がり)時のペダルと路面のすき間を大きくできるので、自転車の傾斜角度を大きくできる。(2)ペダル軸と靴との距離(スタック高さ)を小さくできるのでペダリング効率がよくなる。(3)ペダルの質量が小さくなる。
調整
ペダル軸上に拇指球がくるように靴底にクリートを固定する。
靴のクリートを結合ペダルに出し入れ(クリップアウト、クリップイン)する力の大きさは、ペダルのばね力調整ボルトを六角レンチで
回して調整できる。両面結合ペダルの場合は、両面独立に調整する。
材質
本体材質は、アルミ合金、炭素繊維強化樹脂(CFRP、俗に言うカーボン)、チタン合金及びマグネシウム合金など。
軸材質は、クロモリ鋼、チタン合金及びステンレス鋼など。
リコール
Look Cycleは2004~2005年に販売した結合ペダルの軸が破損する可能性があるとしてリコールした。
他の結合方式
ペダルと靴を結合する他の方式として、ペダルストラップがある。
メーカー
シマノ 、Atomlab 、BBB Bike Parts 、Bebop 、Campagnolo 、crankbrothers 、Dimension 、DMR 、Exustar Enterprise 、Fac Michelin 、Karbona Parts 、Keywin Pedals 、Look Cycle 、
Original Bike Engineering 、QBP 、Sampson Sports 、Sinz Racing 、Speedplay 、Straitline Components 、Syncros 、Time Sport 、Tioga 、SRAM(Truvativ) 、
VP Components 、WellGo Pedal’s 、Xpedo など。
参考資料
「ペダル」
ケブラー (KEVLAR ®)
デュポン社が1965年に開発したアラミド繊維の商品名(登録商標)。軽くて強いというのが触れ込み。
同一質量で比較すると、ケブラーは鋼線の7倍の引張強度がある。
タイヤの鋼製ビードワイヤーに替えて使うと、タイヤ1本あたり約50g軽くかつ折りたたみやすくなる。
当初はタイヤが折りたたみの出来るようにするために採用された。
タイヤ用などに日本のメーカーもアラミド繊維を生産し、自社商品名で輸出もしている。
デュポン社製品と確定できない場合は、アラミド繊維と一般名で呼ぶのが無難。
左図は糸そして右図は布。
ケブラービード (Kevlar bead)
タイヤの端部の補強材としてケブラー製のロープを入れたビード。WOタイヤ(クリンチャータイヤ)の端部はビードという。ビードには環状にしたワイヤーロープまたはケブラーロープを入れて補強する必要がある。
ケブラーロープで補強すると、ワイヤーロープに比べてタイヤ1本当たり約50g軽くなる他、折りたたみやすくなる。なお、ケブラーはアラミド繊維に付けたデュポン社の商品名。キーチェーン (key chain)
鍵(キー)に付けるひもなど。ひもの端には鍵が紛失しないよう小物(キーホルダー)を付けたりもする。
気圧 (大気圧、atmospheric pressure)
海面の標準大気圧であり、1気圧 = 101.325 kPaと定義されている。高度が高くなるほど、大気圧は低くなる。大気圧が低いと空気密度が小さくなるため、自転車走行の空気抵抗は小さくなる。気圧を圧力の単位として使うのは望ましくない。圧力の単位としては、Pa(パスカル)またはその千倍のkPa(キロパスカル)またはkPaの千倍のMPa(メガパスカル)を使うのが望ましい。大気圧は気圧計及び気圧センサーで測定できる。気圧センサーの付いたサイクルコンピュータもある。
参照 » 計量単位 → 圧力単位の換算
気圧計 (barometer)
気圧を測る装置。アナログ及びディジタルがある。天気は気圧によって変わるため、晴雨計の目盛りを付けた形がある。アナログの型式はアネロイド気圧計など。気圧の単位は、hPa(ヘクトパスカル)が使われる。気圧センサーがある。
気圧高度計 (barometric altimeter)

気圧を測定して高度を表示する計器。手のひらに載る大きさ。高度が高くなると気圧が下がるという関係を使っている。精度の一例は±5%。気圧高度計を搭載した腕時計及びサイクルコンピュータがある。
気圧センサー (barometric pressure sensor)
気圧を検知するセンサー 。圧力センサーの一種。気圧センサーを搭載したサイクルコンピュータがある。センサーチップ(図)の大きさは、3x3mm、5x5mm及び直径6mmなど。
キックバイク (kick bike)
スクーター と同じであるが前輪が後輪より大きい形を指すことが多い。
キックアウト (kick out)
曲がり技術
マウンテンバイク(MTB)の曲がり(コーナリング)技術の1つで、体重を前輪にかけ体を横方向にずらし、後輪が外方向に滑るようにすること。
横動き
旋回時に車輪が路面から浮いた時の車輪の横方向の動き。
キックスクーター (kick scooter)
片足をデッキに乗せて他の片足で地をけって進むスクーターと同じ。
キックバック (kickback)
反動。後輪サスペンションの付いている自転車に起こる現象で、凹凸の激しいオフロードの走行においてチェーンを介してペダルに反動が働くこと。原因は、後輪が付いているスイングアームの動きによって、前後スプロケット間の距離が変わること。
その対策としてホルストリンクが考案された。 キックバックの動き
「後輪サスペンションの動き」
キックスタンド (kickstand)

概要
駐車時に自転車が倒れないよう路面で支持する支持脚。使わないとき(走行中)には、ほぼ水平となる。車輪寸法に合ったものを使う。足で蹴って操作するのでキックスタンドと呼ばれる。
種類
一本足(1本スタンド)が多いが、2本足(ダブルレッグスタンド)もある。脚の長さが調節できる(アジャスタブル)ものもある。
取付

チェーンステイに取付ける形が多い。シティ車は後輪軸に取付けている。外部ボトムブラケットに取付ける形もある。後輪のクイックリリースのスキュアーに金属片を付け、カーボン製キックスタンド端の磁石で付着させる形がある。2分割できるようにしているのでバッグなどに入れて持ち運ぶことができる。
材質
鋼、アルミ合金又はチタン合金など。
キッズヘルメット (kids helmet、kids bicycle helmet)
子供ヘルメットと同じ。
キッズスクーター (kids scooter)
子供用のスクーター。二輪及び三輪がある。
三輪は前が一輪そして後が二輪の形及び前が二輪そして後が一輪の形がある。
起業 (starting a business)
新しく事業を起こすこと。
機械利得 (mechanical advantage)
ブレーキレバー又はブレーキアームのアーム比。メカニカル アドバンテッジと同じ。
機械式ディスクブレーキ (mechanical disc brake)

概要
ブレーキレバーを引くと、ディスクブレーキのメカニカルキャリパーにつながったケーブル(ワイヤーロープ)が引かれ、キャリパーに付いている一対のパッド(ディスクパッド)がディスク(ブレーキローター)に押しつけられて制動するブレーキ。メカニカルディスクブレーキとも言う。ワイヤーロープはリムブレーキと同じようにアウターの中を通す。
利点
油圧ディスクブレーキに対する利点は、安価、軽量そして保守がしやすいこと。
リコール
- シマノは2012年2月以降に販売した機械式ディスクブレーキ のキャリパー(型番BR-CX75、BR-R515及びBR-R315)を2013年にリコールした。
- Tektroは2013年に販売したTRP Spyre及びSpyre SLC機械式ディスクブレーキのブレーキ力が無くなることがあるとして、4000個をリコールした。
kPa (kilo Pascal)
圧力の単位。Pa(パスカル)の千倍。1m²の面積に1N(ニュートン)の力が加わった状態。1Pa=1N/m²。 ⇒ 圧力単位換算表
緊急スポーク (emergency spoke)
スポーが破損した時に、応急的に使用する紐形のスポーク。商品としては、ファイバーフィックススポークなどがある。
金属疲労 (fatigue、metal fatigue)
疲労と同じ。人体の疲労と区別するために、金属疲労とよばれることがある。
気温 (temperature)
大気の温度。ふつう地上1.5メートルの高さの通風のよい日陰で計った温度をいい、百葉箱に入れた温度計を用いる。高度が1km高くなる毎に気温は6.4℃低くなる。
下に「気温低下計算器」を示す。










ひざ当てのこと。
概要
フランジの高さがスポークを取付けるのに必要な高さよりも高い
その存在が目立つこと。ハイビズとも言う。
オフロードの泥道などで使用し泥で汚れた自転車の洗浄のために、ホースのノズルより高圧の水を噴射する装置。手動加圧式及び電動加圧式がある。
タンク容量
水平面に対する傾きの度合い。傾斜ともいう。勾配を表す方法には、パーセント(%)と角度(斜度)があるが、一般にはパーセントが使われる。



車種
身長
身長(具体的には
子供を乗せる
座席を折りたたむと荷物トレーラーになる形がある。
メーカーは、
物体に力を加えていったとき、物体の変形が急激に増加し、もとに戻らなくなるときの応力又は力の大きさ。

(2) 工具を固定する弾性バンドの付いた形がある。
概要
右端図は




自転車競技者個人が時間を争うロード競技。
呼吸筋を強くすることによって、主に吸気能力を向上させる訓練。
吸気量(酸素取り込み量、
概要
カップとコーンの間で玉が回転する。
後輪

2路以上の道路が交わる所。
自転車の後方を写す

1個の
(6)
自動車、自転車及び歩行者に交差点での通行権の規制を知らせるための赤・黄・青の信号。
平均海水面からの垂直距離(高さ)。
進むにしたがって下っていく道。
電動などの圧縮機で空気を圧縮する機械。圧縮空気は付属の空気タンクに蓄える。
流体力学の一部門。
「

ボトルケージとホルダー(バンド)が一体になった形もある。
空気抵抗を減らすために、中間部の断面形状を平坦な板状または扁平な楕円形にしたスポーク。
正しくは
走行時の
防水、防寒または空気抵抗の低減などを目的として靴の上に被せるカバー。靴底に
靴をはくときなどに、足に直接つける衣料。

直立したときの床から大腿骨上端(脚の関節部分)までの距離(右図)。
強度(多くの場合は、
競技用の自転車に使う
自転車に乗って曲芸をすること。
振動体にその固有振動数と等しいか又は非常に近い振動数の力が外部から加わると、振動体の振幅(振動の幅)が大きくなる現象。

