クランクのトルクを後輪に伝達するために、上のチェーンには張力が働く。
一方、下に来たチェーンは張力から開放される。このように、チェーンのリンクには繰返し張力に基づく繰返し応力が働く。
この応力の繰返し数は、走行距離、
チェーンリンク数、後輪スプロケット
歯数およびタイヤ外径で決まる。
繰返し数は疲労に影響する。
チェーン応力の繰返し数の計算器を
右に示す。
参考資料 「金属疲労」
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所定事項を半角数字で入れて、[計算]を押して下さい
チェーンリンクの応力の繰返し数が出ます。
ただし、後輪スプロケット歯数は最も良く使うスプロケットの歯数を入れてください。
[ 計算例 ] タイヤ外径672mm、最も良く使う後輪スプロケット歯数15T、チェーンリンク数116リンク
そして走行距離が3800kmの場合
応力の繰返し数は約23万回 (2.3x105 回)
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