1本のチェーンの両端を連結して、環状のチェーンとするためのピン。チェーンの外リンクと内リンクを連結することになるが、外リンクがチェーンの進行方向の先端となるように連結する。
そうすると変速時に他のピンより小さな力が働き、相対的にピンが抜けにくい。
工場生産されたピンよりも連結ピンが相対的に幾分抜けやすい。
連結ピンはリンクの穴に差し込みやすいよう案内部が付いているので、取り付け後、案内部は折って取る。取り付け後、連結ピンは外リンクの両側からの出っ張りは均等であることを確認する。
シマノの連結ピンの本体幅Wは、5.6mm(10速)、6.5mm(9速)そして7.1mm(6,7,8速)。
カンパニョーロの連結ピンの本体幅は、5.5mm(11速)。連結ピンはコネクティングピンまたはコネクターピンとも言う。