自転車と身体の重さの合計を前輪と後輪で受ける割合。前輪で40~45%そして後輪で60~55%の荷重を受けるのが適切。
前輪の荷重割合が大きすぎると、(特に下り坂において)制御性および操作性が悪くなる。
後輪の荷重割合が大きすぎると、コーナリングでの制御性が悪くなる他、坂下りでシミーが起きやすくなる。
重量配分には車輪に対するサドル位置などのフレーム形状・寸法および乗車姿勢が影響する。
実測するには、倒れないよう友人に支持してもらって乗車姿勢で自転車に乗り、例えば次のように行う。
前輪を体重計に載せ、後輪を体重計と同じ高さの台に載せ重さFを計る。
次に、後輪を体重計に載せ、前輪を体重計と同じ高さの台に載せ重さRを計る。次式で計算する。
前輪の荷重割合 = 100 x F/(F+R) 、 後輪の荷重割合 = 100 x R/(F+R)