ブレーキパッドとリムまたはブレーキローター等との間の摩擦力が低下し、ブレーキの効きが悪くなること。
ディスクブレーキおよびドラムブレーキ(内拡ブレーキ)で起こしやすい。摩擦熱によりパッドの温度が上昇して、摩擦係数が低下することが原因。
その原因としては、次の3つの現象がある。
(1) パッドの摩擦係数は温度によって変わり、ある温度を超えると温度の上昇と共に急速に低下していく。
(2) パッドが高温になると、パッドの表面が溶け、その潤滑作用で摩擦係数が低下する。
(3) 高温によりパッドの揮発性物質が蒸発し、その蒸気薄膜の上を滑るため、摩擦係数が低下する。
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