ISマウント | |
前輪用 | 後輪用 |
ディスクブレーキのキャリパーを取付ける座。ディスクブレーキは付いていなくとも、フォーク及びシートスティに座を取付けてある自転車はある。
前輪用
座の取付け位置は左フォークの車軸を付ける爪(ドロップアウト)の近く。
座がフォークの後に付いているため、走行中にブレーキを掛けると速度が速いほどブレーキローターには車輪を爪から外す方向の大きな力が仂くから、クイックリリースが付いている場合は緩んでいないことが重要。
走行中のブレーキ掛けによって前輪が外れた事例がある。もし座がフォークの前に付いていればブレーキ掛けにより車輪を爪に押し込む力が仂く。
後輪用
座は左シートスティの上に溶接またはロウ付けによって付けている。
取付方式には前輪用、後輪用共に、ISマウントおよびポストマウントがある。
いずれも2本のボルトでキャリパーを固定する。座は車軸と直角でなければならない。
ISマウント
座は板状で、取付ボルトの芯間距離は51mm。後輪用はISマウントが多い。
ポストマウント
座は柱状で、取付ボルトの芯間距離は74mm。後輪用はアダプター不要。
ナットの取付ができないので、M5またはM6のねじが切られている。