JIS K6304(自転車タイヤ用チューブ)が規定している自転車タイヤ用チューブの走行耐久性を表4に示す。
これは最低限の距離である。
チューブの走行耐久試験は、回転ドラムに所定の荷重をかけた車輪を乗せて行う。
ドラムは鉄製、外径760mmそしてドラム表面には軸と平行に幅10mm高さ5mmの鋼製衝撃棒を2個付ける。
従って1.2m毎にタイヤは棒を踏むことになる。回転速度は40km/hとする。
走行耐久距離をドラム上で走行後、チューブを取り出して気密試験を行う。
チューブ原形太さの最大120%の太さになるように空気を入れ、24時間後に水に漬けて泡が出ないこと。
チューブにJISマークが付いておれば、この試験に合格したチューブと同じチューブである。
参考資料 「パンク」
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表4 自転車用チューブの走行耐久性 (JIS K6304)
タイヤ外径 |
タイヤ幅 |
走行耐久距離 |
18型以下 |
- |
2,000km |
20~25型 |
- |
3,000km |
26型以上 |
1 3/8 未満 |
3,000km |
1 3/8 以上 |
5,000km |
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