スタッドタイヤ (studded tire、stud tire)

概要
タイヤの突起(ノブ)に金属のスタッドを埋め込んだタイヤ。
氷上及び踏み固まった雪上を走る自転車に使われる。
マウンテンバイク用26型およびロードバイク700Cがある。スノータイヤもある。
材質
スタッドの材質は鋼または耐磨耗性のあるタングステンカーバイド。 スタッドにピンを埋め込んだ型もある(断面図を上に示す)。その場合のスタッド材質は、軽量化のためにアルミ合金など。そしてピン材質は鋼又はタングステンカーバイドなど。
スタッド又はピンはゴム突起(こぶ)より1~1.5mmほど出ているが、氷および雪のない乾いた舗装路を走るときでもゴム突起が路面と接するので、スタッドが路面と滑ることはない。 タイヤの中心線上にはスタッドはなく、乾いた路面での転がり抵抗および騒音の低減を図っている。
スタッド数
各社のスタッドタイヤのスタッド数を打点したグラフを右上に示す。スタッド数は100~336個である。
ブレーキ掛け

氷上および踏み固まった雪上など滑りやすい路面を走るときは、前輪のブレーキを掛けると滑って転倒する可能性があるので、ブレーキ掛けは後輪のみとする。
後輪の滑りはすぐ分かる。

タイヤに装着するタイヤチェーンがある。
アタッチメント
スタッドの付いた黄色のプラスチック製のカバーをロードバイクのタイヤに、一輪当たり6個取付けるアタッチメントがある。
カバーの左右の端部には長手方向の穴があり、カバーを固定するための一連の金属製の紐が通っている。
メーカー
井上ゴム工業(IRC) (日) 、45North(米) 、Continental (独) 、Innova (台湾) 、Kenda (米) 、Suomi Tyres (Nokian)(フィンランド) 、Schwalbe (独) など。