タイヤに加わっている垂直荷重(F)に対する転がり抵抗(R)の比率(C)。式にすると、 C = R/F または R = C x F。 crr、Crr又はCrという記号で表すこともある。
タイヤと路面(ロード)の転がり抵抗係数は0.002~0.008。この値が小さいほど軽く走ることができる。
一般に次の場合は転がり抵抗係数が小さい。
(1) タイヤの材質が天然ゴム。
(2) ゴムの添加剤がシリカ。
(3) タイヤ模様のないスリックタイヤ。
(4) チューブラータイヤ(丸タイヤ)。
(5) タイヤ圧力が大きい。
(6) 路面がなめらか。
(7) タイヤ温度が高い(夏)。
(8) タイヤ外径が大きい。