概要
流体または作動流体。流体ディスクブレーキおよび緩衝器などに使う作動流体。
ブレーキと緩衝器では作動流体の機能は異なる。流体が油の場合は作動油とも言う。
なお、英語ではフルードではなく、フルーイッドと発音する。
組成
鉱油系が多い。メーカーによって組成及び粘度が異なるのでメーカー指定のものを使う。
ブレーキ用
ディスクブレーキに使う作動流体はブレーキフルード(ブレーキ作動流体)と言う。
ブレーキ作動流体はブレーキ掛けによって温度が上がるので、指定の沸点のものを使う。
緩衝器用
緩衝器に使う作動流体はショックフルード(緩衝器作動流体)と言う。緩衝器作動流体は指定の粘度のものを使う。
自動車用
自動車用の作動流体を使っているメーカーもある。自動車用の作動流体は非鉱油系であり、シール材が侵されることがあるから鉱油系のブレーキに使ったり混ぜたりしてはならない。
自動車用は腐食性及び毒性がある。