クランクスプロケット下方のチェーンがスプロケットから離れず持上げられて、スプロケットとチェーンステイの間にチェーンが噛み込まれる現象。次の2つの場合がある。
いずれも上り坂などの負荷の大きい状態でチェーンに泥などが入るなどして、チェーンとスプロケット間の摩擦力がチェーンの重さ及び後ディレイラーのばね力より大きくなり、スプロケットの下部でチェーンが歯から外れず持上げられて起こる。
マウンテンバイクは歯数が少なく力が集中しやすいため起こしやすいが、ロードバイクでも起こる。
市販のチェーン噛み込み防止板はあるが、その効果は限られている。