小(1段)、中(2段)および大(3段)の3個で構成されているクランクスプロケットの内の中間のスプロケット。
歯数は大スプロケットより、ロードバイクでは12~14T少なく、マウンテンバイクでは12T少ない。
普通の走行においては、中間スプロケットを使い、後ディレイラーで後輪スプロケットを変えて変速するのが一般的。
中間スプロケットで対応できない場合に、1段または3段のスプロケットを使う。そのため、走行時間の90%前後は、中間スプロケットが使われる。
次の理由により、クランクスプロケットは主要な変速を行うのに使い、後輪スプロケット(カセットスプロケット)は細かな変速を行うのに使う。
- クランクスプロケットは歯数差が大きいため、歯数差が小さい後輪スプロケットほど変速(チェーン移動)が迅速かつ容易でないこと。
- 後輪スプロケットは歯数差が小さいので、ギア比(速度)の微調整が出来ること。