概要
急な短い坂を上る時、坂の途中で加速する時またはスプリントにおいて、サドルから腰を浮かせてペダルに体重をかける走法。
走法
ペダルにかけた体重がつりあうよう、自転車は踏み込むペダルと反対方向に少し傾ける(振る)。
自転車は左右に振るが、ダンシング(踊り)とも言われるからと言っても、体は振ってはならない。
エネルギー消費
立ち漕ぎは、サドルでお尻を支持していないので脚と足の筋肉の適切な制御が難しい。
立ち漕ぎは、座漕ぎに比べてエネルギー消費が10%ほど多いので、不必要に立ち漕ぎをしないことが望ましい。
必要性
次の場合は、立ち漕ぎを必要とすることがある。
(1) 競技において、坂などで加速をする必要がある場合。
(2) 坂がきつくて、座漕ぎで対応できるギア比がない場合。
(3) 背中を伸ばして、背中痛を直したい場合。
(4) 坂の途中で立ち漕ぎを休息としたい場合。
参考資料 「立ち漕ぎ登坂勾配計算器」