概要
単ピボットブレーキ。左右のブレーキアーム(キャリパー)の旋回軸(ピボット)が中央に1個(シングル)のキャリパーブレーキ。
シティ車などに使われている。
前輪用と後輪用は同じでよいが、取り付け位置が異なるため取り付けボルトの長さは異なる。
キャリパーのリムに対するセンターリングのずれによって、ブレーキパッドとリムの間隔が左右で異なってくることがあるので、
その対策としてデュアルピボットブレーキが作られた。シングルピボットの方が質量は小さい。
ずれの原因は、戻しばねの摩擦の変化であるから、潤滑油を注すと改善されることがある。
リコール
2010年、Hive社は2009~2010年に販売した約500個のカーボン製のキャリパーにおいて、ケーブル取付ボルト周辺にひびが入るとしてリコールした。