クランクスプロケットまたは後輪スプロケット(カセットスプロケット)の側面に付いていることのある傾斜または突起であり、シフト時にチェーンを大きいスプロケットに移すときにチェーンを持上げて自分の歯に乗せる働きをする。
写真はクランクスプロケットにおいて、中間スプロケットから大スプロケットへランプがチェーンを持上げている状況。各スプロケットのランプの位置関係は決まっている。
1990年にハイパーグライド(HG)のスプロケットに最初に導入された。アルミ合金製のスプロケットに機械加工またはプレス加工でランプを作ると、チェーンによる磨耗で効果がなくなるので、対磨耗性のランプまたはピンを取付けることが多い。
ランプの本来の意味は、段違いの二面を結ぶ斜面のこと。光を出すランプ(lamp)とはつづりが異なる。