概要
英国の首都ロンドンは「サイクルスーパーハイウエイ」と名づけた自転車レーンを新たに作る。
ロンドン郊外から中心部への安全で直通の連続した12ルートの自転車レーンで構成している。
目的
自転車通勤などを推進し、交通混雑の解消及び自動車の二酸化炭素排出量の削減などを目的としている。
レーン仕様
最小幅1.5mのレーンは青色に着色し、自転車のマーク及びルート名(例えばCS8)が白色で書かれている。
レーン距離
各自転車レーンの距離は10~15km。
工程
2010年3月までに、試験レーン(パイロットレーン)を2レーン(右上図の地図の赤色のレーン)を完成させる。
2012年のロンドンオリンピックまでに、12ルートのすべての自転車レーンを完成させる。
利用計画
2000年に比べて2025年の自転車利用を4倍にする。
利用状況
パイロットレーンの一つA24ルートにおける2010年10月の1日12時間の調査では、4,092人のサイクリストが利用した。
2009年の対応する日の利用者2,724人に比べて50%増加した。
A13ルートでは1,388人から2,932人に100%増加した。