表1 ペダル回転数の意味合い
ペダル回転数 |
意味合い |
~40 rpm |
変速機トップでこの回転数だと、筋肉の負担が大きい。 |
50 rpm |
マウンテンバイクでの登坂に適当。
普通歩行と同じリズム。普通の歩行数は毎分50歩行(右1歩+左1歩のサイクルを1歩行として)。 |
50~60 rpm |
変速機なしのシティ車(ママチャリ)に適当。 |
60~70 rpm |
変速機付きのシティ車やマウンテンバイクに適当。ロードバイクの登坂に適当。60 rpmは1秒間に1回転。 |
70 rpm |
エネルギー効率が最も高い。サイクリング、通勤および旅行に向いている。 |
70~80 rpm |
クロスバイクやランドナーに適当。 |
80~90 rpm |
長距離競技用。ツール・ド・フランスの競技者の多くがこの範囲。 |
80~100 rpm |
ロードレーサーはこの範囲が適当。ランス・アームストロングは低ギア比の95 rpmで長距離の坂道を登った。 |
0~100 rpm |
この回転数範囲では、ペダルに加えることの出来る力の大きさはほぼ一定。 |
100 rpm |
タイムトライアルはこの回転数の人が多い。ほとんどの長距離時間記録は、この回転数で出ている。その平均は約103 rpm。 |
100 rpm~ |
100 rpmより回転数が上がると、回転数の上昇と共にペダルに加えられる力は減少していく。
ペダルの速さを追って力を加えることが困難になっていくため。 |
120 rpm |
この回転数から上では馬力は低下していく。 |