概要
クイルステムの上部から差し込んだ引上ボルトの下端に付いていて、クイルを操縦管(ステアリングコラム)内壁に固定する金具。引上げボルトをねじ込む雌ねじが中心に切られいてる。うすには、くさび式とテーパー式がある。
くさび式
クイル下端及びうす上端がくさび状になっていて、そのうすを引上ボルトで引上げるとくさび作用で操縦管内壁に押し付けられて固定される。
テーパー式
イクスパンダー式とも言う。びんのコルク栓のようにテーパーの付いたうすをクイル下端に差込み、それを引上ボルトで引上げると縦溝を切ったクイル下部が広がって固定される。