タイヤ寿命は、走行でタイヤの踏面(トレッド)が磨耗してコードが部分的に見えるまでの走行距離で表す。ロードバイクの後輪タイヤ700x23Cに関し、実走行によるタイヤ寿命の実測値を打点したグラフを右に示す。
グラフの横軸はトレッド厚さそして縦軸は後輪のタイヤ寿命を表している。この例では、平均的には約3,000kmの走行でトレッドは1mm磨耗している(3,000km/mm)。
従って、トレッド厚さが1.5mmのタイヤは 3,000km/mm x 1.5mm = 4,500km より、約4,500kmで寿命となる。この例では前輪タイヤの寿命は、後輪タイヤの約1.5倍となっている。
カラータイヤは、相対的にタイヤ寿命が短い。体重が重いとタイヤ寿命は短くなる。