前荷台
- 概要
- 自転車の前部、前輪上部の荷台。トランクバッグ及びかごなどを積む。
- 仕様
- (1) パニアを取り付けできるようになった形がある。
- (2) 車輪外径に合わせて、高さ調節できる形がある。
- (3) 強度を上げるためにフレームと一体にした形がある。
- 材質
- アルミ合金チューブ、ステンレス鋼チューブ及びチタン合金チューブなど。
後荷台
- 概要
- 自転車の後部、後輪上部の荷台。 荷台をサドル支柱に固定するサドル支柱ラックもある。
- 仕様
- (1) 運搬のため取外したときに折りたたみできる形がある。
- (2) パニアを取付できる形がある。
- (3) バンジーコードを付けることもできる。
- (4) 尾灯を付ける座の付いた形がある。
- (5) 折りたたんで入れてあるアームを横に出してX状とし面積を大きくして、箱のような大きな荷物を載せられるようにした形がある。
- 取付
- シートステイのダボ及び後輪ハブ軸に固定する形が多い。シートステイに取り付けるためのアタッチメントが付いた形がある。
- 材質
- アルミ合金チューブ、ステンレス鋼チューブ及びチタン合金チューブなど。
- 荷重
- 最大許容荷重は25kgなど。
- グリル
- 後荷台に乗せて運ぶグリルがある(右図)。公園などに行ってバーベキューをする。燃料は木炭。
サーフボードラック
自転車でサーフボードを運ぶためのラック。ボードに傷が付かないようにゴムチューブが付いている。サーフボードはサーフィンに用いる長円形の板(波乗り板)。
自転車キャリアー
- 概要
- 自転車を運搬するために、自動車またはバスに取付ける器具または装置。バイクキャリア、バイシクルキャリア、サイクルキャリア及びバイクラックとも言う。
- 取付位置
- 自動車の車外後部、屋根(ルーフキャリア)、トウバー又はバンの車内後部。バスは運転手が窓から確認できるよう前部に取り付けるのが一般的。
- 支持方法
- 自転車の前輪及び後輪を支持する形が多い。前輪を外して取付ける形もある。
- 台数
- 運搬できる自転車の台数は、自動車は1~4台そしてバスは2(~3)台。
- 特殊自動車
- GM(General Motors)車の中には、後バンパーの中に自転車キャリアを組み込んだ形式がある。バンパーの中央部を引き出すとキャリアが出てくる。
- カーボンホイール
- CFRP(俗に言うカーボン)製ホイールの付いた自転車は、キャリアの支持台によってカーボンリムに傷が付かない形であることが必要。
- 大気への影響
- 自動車の排ガスによる大気汚染及び地球温暖化の悪影響がある。