回転ドラムを使うホイールの試験機。
タイヤ付きのホイールを荷重を加えて回転ドラムに押し付け、疲労、耐久性、ブレーキング性能、温度上昇及び停止時間などを試験する。
(1) 左端図はReynolds Cycling社のホイールのドラム試験。
ブレーキ掛けの試験をするために試験機にキャリパーブレーキを付けている。
(2) 中図はMad Fiber社のカーボンホイールのドラム試験。ホイールが乗る回転ドラムには振動を与えるために複数の棒状の突起が付いている。
上部のコイルばねで荷重が掛けられるようになっている。
自転車のコーナリングによる荷重を与えるように、小さいローラーでリムに横荷重を与えている。
試験条件の一例は、ドラム回転速度12km/hそして垂直荷重60kg。
(3) 右端図はSRAM社のドラム試験機。荷重は重りで与えている。前輪及び後輪を同時に試験している。