試験項目 |
試験方法 |
判定基準 |
固定性能
(垂直方向) |
サドル前端から25mm以内の箇所に、668Nの垂直荷重を加える。
(サドル支柱はクロムメッキを施した外径22.2mmそして菊座ねじ部の締付けトルクは20Nmとする) |
各部に著しい変形および破損がなく、かつサドル
とサドル支柱の間に動きを生じてはならない。 |
固定性能
(水平方向) |
サドル前端から25mm以内の箇所に、222Nの水平荷重を加える。
(サドル支柱はクロムメッキを施した外径22.2mmそして菊座ねじ部の締付けトルクは20Nmとする) |
各部に著しい変形および破損がなく、かつサドル
とサドル支柱の間に動きを生じてはならない。 |
耐久性 |
サドル座面を水平にして、サドル支柱を振動試験機に取付け、アダプターを介して座面に質量80kgの
重りを載せ、振動数2.5Hzそして全振幅16mmの上下振動を12万回加える。 |
座面および各部に破損および著しい変形などの
異常がないこと。 |
ばね強さ |
コイルばね式サドルの後コイルばねは、300Nの荷重を加え30秒間圧縮し、荷重を取り除く。 |
永久ひずみは0.5mm以下のこと。 |
耐寒性 |
合成樹脂製サドルは、-20±2℃に30分間保冷した後、直ちに座面を水平にして試験装置に
取り付け、質量8kgの重りを600mmの高さから落下させる。 |
各部が破損してはならない。 |
カバー破裂強さ |
サドルトップに使用する合成樹脂カバーの破裂強さは、JIS L1096のミューレン形法によって試験する。 |
60N/cm2以上でなければならない。 |
革材料
引張強さ |
サドルトップに使用する革材料の引張り強さ及び伸びは、JIS K6550で試験する。 |
引張り強さは、22N/mm2以上、伸び30%
以下でなければならない。 |