CO2 カートリッジ
容器容量
CO2 インフレーター
必要CO2量 計算器
インフレーターの使い方
CO2以外のガス
CO2 カートリッジ
CO2(二酸化炭素)を圧縮して充填した(手の平に乗るほど)小さい容器。タイヤをほとんど瞬間的(数秒)に加圧することができる。主に、携帯用として使用するのが一般的。注入口に接続用のねじの付いた形およびねじなし形がある。ガスの膨張によってカートリッジの温度が下がるので、手が冷たくなりすぎないように断熱材を被せたものもある。ねじなし形は安いが、CO2 インフレーターの中には使えないものがある。容器の材質は鋼。炭酸ガスはゴムの透過率が大きい(チューブからのガス抜けが比較的早い)のが欠点。数日でCO2はチューブから抜けるので、空気入れで空気を入れる。 なお、ドライアイスはCO2を固体にしたもの。
容器容量
カートリッジ(容器)の二酸化炭素の容量は、12g、16g、25gおよび45gがある。
CO2 インフレーター
カートリッジ(容器)をタイヤ(チューブ)のバルブと接続するために、CO2 インフレーターを使う。 容器の口に付ける簡易形および容器を中に入れる形がある。中に入れる形は流量調節用のボタンまたはレバーなどが付いているので流量および圧力の調整が行いやすいが、25gカートリッジが使えないものがある。 仏式弁(プレスタバルブ)および米式弁(シュレーダーバルブ)に使うことができる。カートリッジが上向きとなるようにして加圧すると、カートリッジから出るCO2 は最大となる。人力を使わない空気入れは、インフレーターと呼ばれる。
必要CO2量 計算器
所定事項を半角数字で入れて、「計算」を押して下さい。必要CO2量が出ます。
- 計算例
- リム径622mm、タイヤ幅28mmそして圧力700kPaの場合、必要とするCO2量は、11.3gである。従って、容量12g以上のカートリッジを使う。
インフレーターの使い方
口金(エアーチャック)形のインフレーターの使い方の一例は次の通り。
- カートリッジを右に回して、口金に最後までねじ込む。(口金の奥にある穴あけピンがカートリッジの入口に刺さって穴が開くが密着しているのでCO2は出ない)。
- 口金をタイヤチューブのバルブに接続する。
- カートリッジを左に少し回すと、穴あけピンと口の間にすき間ができて、CO2が注入される(右に回すと止まる)。
CO2以外のガス
CO2はゴム(チューブ)を透過するので、2週間ほどで空気圧が低下する。 CO2カートリッジを容器として利用して、チューブを透過しない高分子のガスを詰めた商品も市販されている。