直接ものさしなどを当てて測ることの難しい部品の内径または外径などを測るコンパス状の測定器。
内径を測るものを内キャリパス(インサイドキャリパー)又は内パスそして外径を測るものを外キャリパス(アウトサイドキャリパー)又は外パスという。
キャリパスの先端を部品に合わせて調整ねじで微調整し、その寸法をキャリパーに固定する。
右図のものは調整ねじが付いているが、付いていないものもある。キャリパーの先端をノギスで測定して寸法を知る。ノギスで直接測定できる場合は、キャリパスは必要ない。
キャリパスはキャリパーの複数形であるが、日本では1個でもキャリパスと呼ばれる。