タイヤの空気温度が上昇(または下降)した時、タイヤ空気圧がどのように変わるかを計算する計算器です。
温度の要因
タイヤの空気温度上昇の要因としては、気温の上昇および日射で高温となった路面の走行などがある。タイヤの空気温度低下の要因としては、気温の低下および冷えた路面の走行などがある。
温度-空気圧関係 計算器
現状のタイヤの空気温度および圧力、並びに温度変化後の温度を半角数字で入れて、[計算]を押して下さい。温度変化後のタイヤ空気圧が出ます。
計算例
- 計算例1(夏)
- 現状の空気温度が25℃、そしてタイヤ空気圧が400kPaの時、タイヤ空気温度が35℃となった場合、タイヤ空気圧は、417kPaとなる。
- 計算例2(冬)
- 現状の空気温度が15℃、そしてタイヤ空気圧が650kPaの時、タイヤ空気温度が5℃となった場合、タイヤ空気圧は、624kPaとなる。
計算式
使用している計算式は、気体の圧力、温度および容積の関係を表す気体の状態式です。
状態式で使う圧力は絶対圧力そして温度は絶対温度です。計算器に入力する圧力は大気圧を基準にしたゲージ圧力であるから、これを絶対圧力に換算している。また、入力する温度は一般の温度計の温度であるから、これを絶対温度に換算している。
計算器においては、計算結果の絶対圧力をケージ圧力に換算して表示している。