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自転車用語 (u)

この記事は執筆から年月が経過しており、記載されている情報(価格、規格、トレンドなど)は現在とは異なっている可能性があります。現在、最新事情に合わせたアップデートを順次行っておりますが、記事更新までは、過去の参考資料としてご活用いただけますと幸いです。

Uブレーキ (U-brake)

中央引き(センタープル)のカンチブレーキの一種。形状が逆U字に見える。

なお、Vブレーキは横引き(サイドプル)となっている。主に、BMXバイクに使われる。

左右のブレーキアームはそれぞれのボスに固定する。前輪のブレーキはフォークのボスに固定する。
後輪のブレーキはシートステイの上または下のボスに固定する。チェーンステイのボスに取付けたものもある(写真)。

チェーンステイはシートステイよりも、ブレーキに対する剛性が大きい。

メーカーは、ヨシガイAffixDemolition PartséclatFlybikesOdysseyTRP 、など。

Uボルト (U bolt)

鋼製丸棒をU字形に曲げて作ったボルト。両端にはナットを付けるねじが切ってある。

ハンドルなどの管に何かを2個のボルトで固定するために使う。

Uフレーム (U frame、 U shaped frame)

スカートをはいた女性でも、フレームを跨いで乗り降りしやすいように、U字形にしたフレーム。

シティ車のフレームとしてに使われることがある。

フレームは骨組みのこと。

Uフレームよりも、菱形フレームの方が軽量で強度も大きい。

U錠 (Uロック、U-lock、D錠、Dロック、D-lock)

概要

挟む部分がU形の錠。1972年にKryptonite社が市販したのが始まり。

横向きにすると、Dの字に見えるので、D錠とも言う。シャックル錠とも言う。O(Ω)形もある。

オートバイ用は大きいが、自転車には小形でよい。前照灯と一体にした形がある。

取付

一般に、後輪リムフレーム後三角に留める。
フレームを駐輪場の支柱に固定することもできる。

かぎで開ける形及びダイヤルで開ける形がある。

かぎを下から入れる形式は横から入れる形式よりも自転車泥棒が壊しにくいと言われる。

寸法

幅78~109mm、高さ80~230mm、シャックル(かせ)径12~13mm。

質量

700~1000g。

保持具

ズボンのベルトなどで保持する保持具として、Uロックホルスターがある。

特殊

Uの部分を長い薄板とした形がある。駐輪場の支柱を巻き込むこともできる。走行時は上管(トップチューブ)に固定する。

メーカー

ゴリン斉工舎ABUSAvenirHenry Squire & SonsKabrus Smart Lock TechnologiesKnogKryptoniteMaster LockOnGuardLockOrtrePinhead ComponentsReal Locks & SecurityStanton ConceptsTrelock 、など。

Uロックホルスター (Uロックホルダー、U lock holster、U-lock holder)

U錠(Uロック)をズボンのベルトなどで保持するための保持具。ホルスターはピストルの革ケースのこと。
メーカーは、BlaqPaksBurro BagsFabric HorseTrakke 、など。

乳母車自転車 (pram bike)

乳幼児席と一体にした自転車。前2輪、後1輪が多い。自転車を外すと乳母車になる形がある。乳幼児席を外すと、三輪自転車となる形がある。英国では乳母車のことをプラムと言う。

UCI (Union Cycliste Internationale)

仏語で、国際サイクリング連合。

1900年にフランスのパリで創立。

1992年に本部はスイスのエーグル(Aigle)に移転。

サイクリングの多面的(スポーツ競技、リクリエーションおよび輸送手段)推進を目的としている。

ツール・ド・フランスなどのUCI公認の競技は、UCI規則に準拠して行われる。

写真はスイスの本部。

参考資料 UCI 規則

UCIホームページ

UCIレース分類 (UCI race classifications)

コード記事
WTワールドツアーレース
1.HC
2.HC
1日レース
ステージレース
1.1
2.1
1日レース
ステージレース
1.2
2.2
1日レース
ステージレース

UCIの自転車ロード競技の分類。

右表に示す。

腕置き (armrest、arm rest)

トライアスロンバイク及びタイムトライアルバイクにおいて空力姿勢を取るために、エアロバーに付けて前腕を乗せる台。

アームレストともいう。

衝撃を吸収しかつ腕形状に適合するよう、弾性パッドが付いている。傾き角度を設定できるものもある。

腕置きに前腕を置いたときの肘の角度は90°~120°となる。

前傾姿勢で快適に走るためには、腕置きが必要。

腕時計 (wristwatch)

概要

革・金属などのバンドで手首に巻いて携帯する時計。数字で表示するデジタル及び指針で表示するアナログがある。

機能

  1. 防水、太陽光充電、バックライト、日付・曜日表示、ストップウオッチ及びラップタイムなど。
  2. センサーが内蔵されていて次のような表示をする形もある。方位、気温、気圧及び高度など。
  3. 標準電波を受信して時刻を定期的に自動的に修正する電波時計がある。
  4. 速度センサー及びケイデンスセンサーの信号を無線で受信して、それらを表示する形がある。
  5. 胸帯心拍数の信号を無線で受信して、心拍数を表示する形がある。
  6. GPS機能の付いたGPS時計がある。

上パイプ (top pipe、top tube)

上管に対するJIS用語。フレームの最上部にあり、頭管(ヘッドチューブ)と立管(立パイプまたはシートチューブ)を、その上部で連結しているパイプ(管)。

トップチューブとも言う。

水平上管(左図)および傾斜上管(右図)がある。上管長乗車姿勢に影響する。

傾斜上管は股すき間を大きく取る必要のあるマウンテンバイクのフレームとして考案されたもの。マウンテンバイクの要素を取り入れたクロスバイクも傾斜上管が多い。

傾斜上管にすると立管が短くなるためサドル支柱を長くする必要があり、自転車としての剛性が低下するのでロード競技車のフレームには向かない。

ウエス (rag)

ぼろ布。使い古した布。主に使い古した肌着が使われる。油や汚れの拭き取りなどに使う。部品などを清掃する繊維製の清掃具としてバイクフロース がある。

動き比 (actuation ratio)

ディレイラーにおいて、ディレイラーを動かすロープ(ケーブル)の動き距離とディレイラーの動き距離の比。

動き比 = (ロープ動き距離) : (ディレイラー動き距離)

動き比は 1:2 (シマノなど)と 1:1 (SRAM)の2種類がある。

SRAMはグリップシフターの動き比も1:1となっていた。

UGスプロケット (Uni gride sprocket)

変速時に、チェーンスプロケット間を移行しやすいよう後輪スプロケットの歯をねじって加工した型式。上位機種のHGスプロケットが主流となっている。

アルテグラ (Ultegra)

シマノロードバイク用の部品郡(グループ)のうち上位より2番目の部品郡に対する商標。なお、最上位の部品郡の名称はデュラエース

ウルトラトルク (Ultra-Torque)

カンパニョーロクランクセット外部ボトムブラケット(BB)の組合せ方式の商品名。

左右のクランクはオーバーサイズの中空半軸と一体となっており、ボトムブラケットシェルの中央部で10mmのボルト1本で固定する(10mmのソケットレンチを使う)。

オーバーサイズの軸とすることにより、軸の横剛性および捩り剛性を大きくしようとしている。半軸の端面は鋸歯状(ハース継手)となっており、自動的な芯出しおよびトルク伝達ができる。

軸受部を半軸の端より入れることができるので、外部ボトムブラケットであるにもかかわらずQファクターは大きくなっていない。

アンダーヘルメットキャップ (under helmet cap、underhelmet cap)

冬の防寒などのためにヘルメットの下にかぶるふちなしの帽子(キャップ )。

防寒性を良くするために、フリースを付けた形がある。

ヘルメットの通気孔から流入する寒気で頭が冷やされるのを防止する。耳も覆う形が一般的。音が良く聞こえるように耳の部分を薄くした形もある。

ヘルメットキャップとも言う。

アンダーシフト (under shift)

ディレイラーチェーンをシフトさせる予定のスプロケットまでチェーンが動かないこと。反意語はオーバーシフト。

アンダーステア (understeer)

曲がり走行(コーナリング)において、ハンドルを切った角度よりも少ししか曲がらない現象で、中立よりも回転半径が大きくなる。

曲がり走行において、後タイヤよりも前タイヤが先に横滑りし、前タイヤのスリップ角が後タイヤのそれよりも大きい。

中立よりもよけいにハンドルを切らないと、正常に曲がれない。

低速走行ではあまり見られず、加速走行または高速走行で見られることがある。

運動エネルギー (kinetic energy)

運動している物体のもつエネルギー。速度v[m/s]で運動している質量m[kg]の物体の運動エネルギーE[J]は式で表すと、E=mv2/2である。

この式が示しているように、運動エネルギーは質量及び速度の2乗に比例する。したがって質量が2倍になれば運動エネルギーも2も倍になり、速度が2倍になれば運動エネルギーは4倍になる。

自転車走行の場合の質量は、乗車人員の質量(体重並びに衣服及び靴の質量)、自転車の質量、荷物及びボトル、水の質量の合計となる。

ユニクラウン (unicrown)

ラグ式のフォーククラウンを使わず、左右のフォーク脚(ブレード)の上端を曲げて、操縦管下端の両側に連結(溶接)して、クラウンの代わりとした形。

ユニクラウンフォーク (unicrown fork)

クラウンラグを使わず、左右のフォークの上端を曲げて、操縦管と連結(溶接)して、クラウンの代わりとしたフォーク

マウンテンバイククロスバイクおよび一部のシティサイクルなどに使われる。

ユニグライド (Uniglide)

1989年まで市販されたねじり歯スプロケットに対するシマノの名称。
ねじり歯は変速時のチェーン移動において、スプロケットがチェーンを受け入れやすくするために、歯の後部をねじったもの。 1990年からはハイパーグライドに替わった。

ユニットハブ (unit hub)

ハブフランジ右外にフリーホイールを組み込んだハブ。フリーハブと同じ。

ユニバーサルサイズヘルメット (universal size helmet)

頭の大きさにかかわらず1個のヘルメットで適応できるように、頭の大きさに合わせて調整できる内部リングを付けたヘルメット。 頭の小さい人が使うと、頭の大きさに合うヘルメットよりも保護効果が良くない。

運搬自転車 (transport bicycle)

荷物及び子供を運搬するための自転車。

例えば商店で買った品物を乗せて帰る。

荷物自転車は運搬自転車の一種。

電動の運搬自転車もある。二輪車及び三輪車がある。三輪車が安定している。

アップハンドル (upright handlebar)

ハンドルの握る位置がハンドルステムへの取り付け位置よりも高いハンドル。シティ車およびマウンテンバイクなどに使われる。楽な乗車姿勢となる。

アップサイクル (upcycle、upcycling)

廃品から新しい商品を作ること。廃品を有効活用してゴミを減らす。リサイクルは廃品を原料に戻してから新しい商品を作るが、アップサイクルは原料に戻さずに使う。

例えば以下のようなもの。

  1. チューブから作ったメッセンジャーバッグ
  2. 廃チューブで作ったバックパック
  3. 廃チューブを後部に使ったサドルバッグ
  4. 廃チューブで作ったカードホルダー及び財布。
  5. 廃タイヤで作ったズボンなどのベルト。これはタイヤベルトと言う。
  6. 廃タイヤで作ったサンダル
  7. 廃チェーンで作ったベルトのバックル
  8. 廃チェーンで作った額縁。
  9. スプロケットで作った時計。
  10. 廃リム、廃スポーク及び廃ニップルで作った衣服のハンガー。
  11. サドル及び小さな車輪などから作った椅子。
  12. サスペンションフォークを利用して作った椅子。

Alchemy Goodsはトレックなどと契約して、その販売店から2013年に約20万本の廃チューブを集めている。

アップヒル (up hill、uphill、up hill race、uphill road)

丘上り

オフロード又はオンロードの丘や山の道を自転車で上る(登る)こと。

丘上り競技

オフロード又はオンロードの丘や山の上りの所定のコースを自転車で走る(上る)時間を争う競技。

上り坂

進むにしたがって上っていく道。

アップライトポジション (upright position、upright riding position)

直立姿勢のこと。直立に近い乗車姿勢(胴傾き角は70°~80°)。景色を見ながらのサイクリングおよび自転車旅行には、シティサイクルのような直立に近い楽な姿勢が適している。 呼吸が楽になる利点もある。オフロードを走るマウンテンバイクも前方の状況認識および操作性の向上のため、直立に近い姿勢が向いている。

アップシフト (upshift、upshifting)

高速方向に変速すること。外装変速機においては、クランクスプロケット群は大スプロケットへ、そして後輪スプロケット群は小スプロケットへ(いずれも外側のスプロケットへ)チェーンを移動させること。高速走行、追い風および緩い下り坂に対してはアップシフトする。反意語はダウンシフト。

アップスイープ (upsweep、up sweep)

平ハンドルの上曲がり。ハンドルが横水平線より上に曲がっていること又はその曲がり角度。スイープは湾曲という意味。

上曲がりハンドルは、主に、マウンテンバイクおよびBMXバイクのハンドルなどに使われる。

上曲がり角があると立ち漕ぎのときのハンドルの握りが自然となる。

市販のハンドルの上曲がり角はO°~6°。

アップターンハンドル (アップターンバー、upturned handlebar)

ハンドルの握り位置がハンドルの取り付け位置よりも上にあるハンドルの一般名(総称)。シティ車の多くは上がりハンドルとなっている。

アーバンバイク (urban bike)

街乗り用の自転車。通勤にも使われる。アーバンは都会のこと。

タイヤは700C又は26型。

内装変速機付き、外装変速機付き又は変速機のない単速がある。

ベルト駆動及びチェーン駆動がある。

泥除け及び後荷台が付いた形もる。

クロスバイクおよびシティ車などの街乗りの自転車を含めることもある。

アーバンヘルメット (urban helmet)

街乗りに使うヘルメット。男性用、女性用及び男女両用がある。アーバンは都会のこと。

オープンフェースヘルメットと同じ。

 

USAプロチャレンジ (USA Pro Challenge)

2011年から毎年、8月に米国コロラド州で行われているプロによるステージ自転車ロード競技
公式ホームページ


USAT (USA Triathlon)

USAトライアスロン。トライアスロンデュアスロン、アクアスロンおよび冬季トライアスロンに対する米国の団体。本部はコロラド スプリングにあり、会員数は約6万人。米国オリンピック委員会および国際トライアスロン連盟(ITU)の会員でもある。オリンピックなどの国際競技において、米国を代表するチームを選び、訓練する責任がある。

USB (universal serial bus)

パソコンと周辺機器を結ぶインターフェース規格の一つ。

キーボード、マウス及びモデムなど、大容量のデータ転送を必要としない機器との接続に用いられる。USB端子の付いたケーブルがある。端子にはロゴが描かれている。

電圧はDC5Vとなっている。USBプラグの付いたサイクルコンピュータがある。

ハンドルに付けたソケットに差し込んで使う。パソコンと接続してデータをダウンロードする。

USBケーブルは4ピンある。2ピンは電力用そして2ピンはデータ用。

USCF (United States Cycling Federation)

1920年にAmateur Bicycle League of Americaとして設立され、1975年にUnited States Cycling Federation (USCF)に名称変更した。 1995年にUSA Cycling に吸収合併された。USA Cyclingはロード、トラック、マウンテンバイク、BMX及びサイクロクロスを含む米国の競技サイクリング全ての分野に対する公式の管理組織。
その使命は、国際サイクリング競技で持続的な成功を収めること及び米国で競技サイクリングを成長させること。
USA Cycling ホームページ

後ディレイラーケージ (rear derailer cage)

後ディレイラーにおいて、案内プーリおよび張りプーリを保持している内板および外板。プーリ軸を固定する穴が開いている。ケージ長には、短、中および長があり、長いほどキャパシティが大きい。キャパシティの例を下表に示す。メーカーによって少し異なる。

( ) 内はシマノの記号、例: RD-7800-SS
車種キャパシティ
短ケージ中ケージ長ケージ
ロード車29T (SS)37T (GS)
MTB33T (GS)43T (SGS)

後フォーク (rear fork)

立管(シートチューブ)上部とチェーンステイ後端の(後輪の軸が付く部分)を結合する左右一対の管。後輪は後フォークで挟まれる形となる。上部に左右の管を連結するブリッジが付いている。後フォークはフレーム後三角を構成している。一般にはシートステイと言う。

後ハブ (rear hub)

後輪のハブ。後ホイールの中心部にあって、フランジからスポークがリムに向かって出ている。

ハブの構成要素は、ハブ軸、軸受、フランジ及びフリーハブボディ

用途としては、ロードバイク用、マウンテンバイク用及びトラックバイク用(トラックハブ)などがある。

フランジのスポーク穴数は、28、32又は36穴など。ロックナット間距離(OLD)は、120、130及び135mmなど。

クイックリリースの付いた形もある。変速機を内装したハブ(ハブギア)もある。ブレーキを内装したハブ(コースターハブ)もある。

後かご (rear basket)

後荷台の上などに付けるかご

縦長及び横長がある。クイックリリースが付いていて、荷台から容易に着脱できる形がある。運搬のための取っ手の付いた形がある。後荷台の両側に付ける形もある。植物である籐製などもある。

箱形で上には取っ手の付いたふたが付いた形がある。背面から鍵がかけられるようになっている。

後荷台 (後ラック、rear luggage carrier、rear carrier、rear rack)

概要

自転車の後部、後輪上部の荷台。荷台をサドル支柱に固定するサドル支柱ラックもある。

仕様

  1. 運搬のため取外したときに折りたたみできる形がある。
  2. パニアを取付できる形がある。
  3. バンジーコードを付けることもできる。
  4. 尾灯を付ける座の付いた形がある。
  5. 車輪の大きさに合わせて、高さを変えられる形がある。
  6. 折りたたんで入れてあるアームを横に出してX状とし面積を大きくして、箱のような大きな荷物を載せられるようにした形がある。

取付

シートステイダボ及び後輪ハブ軸に固定する形が多い。

材質

アルミ合金チューブ、ステンレス鋼チューブ及びチタン合金チューブなど。

荷重

最大許容荷重は25kgなど。

グリル

後荷台に乗せて運ぶグリルがある(右図)。公園などに行ってバーベキューをする。燃料は木炭。

後ポケット (rear pocket、back pocket)

ジャージーなどの背中下部(腰部)に付けたポケット。

ポケットの数は、1袋、2袋および3袋(トリプルポケット)がある。1袋のみジッパーが付いた形もある。ジッパーの付いた形(ジッパーポケット、ジップポケット)もある。

外側のポケットは上部を斜めにして乗車中に手を入れやすくした形がある。乗車中のポケットの位置決めをするために、ジャージー背面下部を長くしている形が多い。リアポケットまたはバックポケットと呼ばれることもある。ポケットに入れる物の一例は、ミニ空気入れ、予備チューブ、食べ物及びお金など。

後三角 (rear triangle)

菱形フレームの基本構造の一部である後部三角形。三角形は丈夫な構造体。

立管(シートチューブ)、シートステイおよびチェーンステイで形作られている。立管は前三角と共用。

フレーム中央を後輪が通るため、シートステイおよびチェーンステイは左右一対となっている。

UCIは、ツール・ド・フランスのような国際競技において、菱形フレーム以外のフレームの使用を禁じている。

» フレーム

後サスペンション (rear suspension)

後輪サスペンション。後サスペンションが付いている場合は、前輪にはフォークサスペンションが付いているので、フルサスペンションとなる。

後爪 (rear drop out)

JIS用語は後つめ。

チェーンステイの先端に付いていて、ハブ軸を取り付ける金属製の板。車軸が入るよう、かつ軸の位置調節が出来るよう切込みがある。

後爪の口は後方に開いているもの(正爪)と前方に開いているもの(逆爪、主にロードレーサーに使われる)がある。下方に開いているもの(立爪、輪行車に使われることがある)や後方斜め下に開いているものもある。

シティ車チェーン張り調整(たるみ調整)ができるよう、水平後方に開いている。安価なシティ車の中には、チェーンステイの管端をつぶして開口を加工して後爪としている。

後ディレイラー (リアディレイラー、rear derailleur)

概要

後変速機のこと。変速のために、後輪スプロケット間でチェーンを移動させる。

構造

プーリをスプロケットと平行に移動させるための平行四辺形のリンク機構および上下2個のプーリの付いたプーリケージで構成されている。上プーリはチェーンをスプロケット間に案内する役目があり案内プーリと呼ぶ。下プーリはチェーンの張りを維持する機能が与えられており、張りプーリと言う。

動作

小スプロケットから大スプロケットへチェーンを移動する(持上げる)ときは、デイレイラーのばねに抗して、シフターでシフトロープを引き案内プーリを動かす。大スプロケットから小スプロケットへチェーンを移動する(落とす)ときは、シフターのロープでデイレイラーのばねの張力を解除すると、案内プーリは元の位置に戻る。

ケージ長

案内プーリおよび張りプーリの付いているプーリケージには、短ケージ、中ケージ及び長ケージがあり、ケージ長が長いほどキャパシティが大きい(下表)。

( ) 内はシマノの記号、例: RD-7800-SS
車種キャパシティ
短ケージ中ケージ長ケージ
ロード車29T (SS)37T (GS)
MTB33T (GS)43T (SGS)

スラント角

マウンテンバイク用とロード系用では、平行四辺形面の傾き角(スラント角)が異なる。

動き比

動き比は1:2(シマノ)と1:1(SRAM)の2種類がある。

ノーマル

平行四辺形リンク機構のばねの作動方向によって、高ノーマルおよび低ノーマルがある。

限界調整

後輪の最小スプロケットおよび最大スプロケットから外へチェーンが脱落しないように、作動限界を設定する。ディレイラーを交換したとき以外は調整の必要性は稀である。

トップ調整 : チェーンを最小スプロケットに移し、後から見て、案内プーリの中心線が最小スプロケットの外側の線の上に来るように、トップ(H)調整ねじを回して調整する。

ロー調整 : チェーンを最大スプロケットに移し、案内プーリの中心線が最大スプロケットの中心線の上に来るように、ロー(L)調整ねじを回して調整する。

B張力調整

後ディレイラーには2個のコイルばねが付いている(外から見えないが手で動かすと分かる)。張りプーリの付いたケージに張力を与えチェーンのたるみを取るばねAおよび本体(平行四辺形)に張力を与えるばねB。ばねAの張力は調整できない。B張力調整ねじを回すと、本体の傾き角、従って案内プーリとスプロケット間の距離が変わる(結果的に、ばねBの張力も変わる)。

チェーンをクランクの最小スプロケットおよび後輪の最大スプロケットに移し、クランクを逆に回す。チェーン詰まりをしないで、案内プーリがスプロケットにできるだけ近づくようにB張力調整ねじを回して調整する。次に、後輪の最小スプロケットにチェーンを移し、チェーン詰まりがないことを確認する。

アジャスター

左に回す(ロープを張る)と大スプロケットへチェーンが移行しやすくなる。右に回す(ロープを緩める)と小スプロケットへチェーンが移行しやすくなる。大スプロケットへの移動が迅速でない場合は、左に回す。左に回すと、ケージが内側へ動く(内側に大スプロケットがある)。アジャスターの調整範囲を超えている場合は、ロープ固定ボルトを緩めてロープ長さを変えてアジャスターで調整する。

ハンガー

ディレイラーをフレームに取り付けるためのディレイラーハンガーがある。

保守

ディレイラーがスムースに動くように、可動部に注油することが望ましい。回りに付いた潤滑油に粉塵などが付着しないように、拭取る。

部品

マウンテンバイ用のシマノのXTRディレイラーを分解した写真を示す。

リコール

SRAMは2013年に、RED10速の後ディレイラーの平行四辺形のピボットピンがはずれディレイラーがホイールにかみこむことがあるとして、1700個をリコールした。

後反射器 (リアリフレクター、rear reflector)

概要

後方に反射光を出すために付ける反射器。夜間に後方から来る自動車などの前照灯の光に反射して、自転車の存在を知らせ事故防止を計る。

仕様

反射角は約20°のものが多いので、水平および垂直ともにその範囲に光が入るように取付ける。広角反射器は 水平方向3面で構成されており、水平方向のより広い範囲の光に反射する。垂直方向は変わらない。左側通行なので自動車の光は右後方から来る。米国は右側通行なので自動車の光は左後方から来る。

取付位置

後泥よけ立管(シートチューブ)上部後方、サドル支柱(シートポスト)又はシートステイ

規則(日本)

反射光の色は、橙色又は赤色であること(道路交通法 施行規則 第9条4)。なお、橙色は赤色より明るい。

規則(米国)

CPSCの規則では、赤色であること(CPSC 16CFR1512)。

USS (under seat steering)

リカンベントにおいて、ハンドルが座(シート)よりも下(具体的には座のすぐ下)にある操縦方式。ただし、握り(操縦桿)は座よりも高い位置に出ている。シフターは主にバーエンドシフターが使われる。

アンダーシートステアリング (under seat steering、USS)

座下操縦。リカンベントなどにおいて、ハンドルが座(シート)よりも下(具体的には座のすぐ下)にある操縦方式。ただし、握り(操縦桿)は座よりも高い位置に出ている。シフターは主にバーエンドシフターが使われる。最初の座下操縦方式の自転車は、1905年に英国で販売された。

座下操縦 (under seat steering、USS)

リカンベントなどにおいて、ハンドルが座(term10.html#seat)よりも下(具体的には座のすぐ下)にある操縦方式。

ただし、握り(操縦桿)は座よりも高い位置に出ている。シフターは主にバーエンドシフターが使われる。

最初の座下操縦方式の自転車は、1905年に英国で販売された。

UST (Universal System Tubeless、Universal System for Tubeless)

装着時加圧後
専用仏式バルブニップル回し

概要

1999年からフランスのMavic社がマウンテンバイク用に市販しているチューブレスタイヤチューブレスリムの統合方式の名称。業界標準となっている。
リムは二重壁になっていて、スポークは内壁の揺動式のニップルに取付ける。

利点

オフロードでは異物が刺さるパンク(蚊刺し)よりも岩または倒木などによるリム打ちパンク(蛇噛み)が多く、チューブレスタイヤはチューブが無いためリム打ちパンクを起こさない。

ニップル回し

ニップル回しは専用のもの(右写真の2例)を使う。

バルブ

バルブは専用仏式バルブ(左写真)が使われ、内壁に取付けてOリングでシールする。

タイヤ

タイヤはタイヤレバーを使わずに取付けできる。リム外壁の中央に環状の溝があり、タイヤビードを入れ空気を入れるとリム側壁に広がるようになっている。

Mavic社はりムを作っているがタイヤは作っていない。
チューブレスタイヤはタイヤメーカーが作っている。

USTリム (UST rim)

UST方式のリム。

チューブレスタイヤに使われる。

チューブレスリムとも言う。

メーカーは、MavicWTB 、など。

USTタイヤ (UST tire、UST tubeless tire)

チューブを使わない(チューブレス)UST方式のタイヤ。主にマウンテンバイクに使われる。

うす (expander cone、wedge)

概要

クイルステムの上部から差し込んだ引上ボルトの下端に付いていて、クイルを操縦管(ステアリングコラム)内壁に固定する金具。引上げボルトをねじ込む雌ねじが中心に切られいてる。うすには、くさび式とテーパー式がある。

くさび式

クイル下端及びうす上端がくさび状になっていて、そのうすを引上ボルトで引上げるとくさび作用で操縦管内壁に押し付けられて固定される。

テーパー式

イクスパンダー式とも言う。びんのコルク栓のようにテーパーの付いたうすをクイル下端に差込み、それを引上ボルトで引上げると縦溝を切ったクイル下部が広がって固定される。

チェーンは内リンクと外リンクを交互に外リンクのピンで連結して作られている。内リンクは左右の内プレート及びそれを連結する2個のブッシュで構成されている。図はブッシュ(端面が見えている)にローラーの付いた内リンク。ブッシュに外リンクのピンが入る。

内プレート (インナープレート、inner plate)

ディレイラー

前ディレイラーの部品で、チェーンを小スプロケットから大スプロケットへ移動させる(アップシフト)眉形の板。

チェーン

チェーン内リンクを構成している長円形の板。

UV (ultraviolet、ultraviolet rays、ultraviolet radiation)

紫外線。太陽の放射で、X線と可視光の間の波長(40~400nm)のもの。タイヤはUVやオゾンなどによって劣化する。

タイヤのゴムに混練されているカーボンはゴムに代わってUVを吸収し、ゴムを保護する働きがあるが、完全ではない。

人体の皮膚もUVによって、日焼け、皮膚の劣化、しわの発生および皮膚がんの発生などの悪影響を受ける。

腕に付けてUVのレベルがどの程度であるかを段階的にLED光で指示するバンドがある。

(注) nm:ナノメートル

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