さび止め及び美観を目的として、フレームなどに塗料を塗ること。油脂および錆びなどの除去並びに下塗り塗料との密着性の向上を目的として、サンドブラストなどにより下地処理を行う。
上塗り塗料は金属との密着性が悪いので、金属との密着性を良くした下塗り塗料(俗にさび止め塗料と呼ばれることがある)を2回(2層)塗る。次に好みの色の上塗り塗料を2~4層塗る。より光沢を出したい場合は、その上に透明塗料を2層塗る。
塗装による自転車質量の増加は、塗膜の厚さにもよるが、80~150グラムである。
刷毛塗りの他、噴霧塗装及び粉体塗装などがある。
フレーム、ハンドル、フォーク及びリムを同じ色で塗装した自転車がある。リムブレーキは使えないのでディスクブレーキを使っている。アウター及びペダルも同じ色としている。
カラータイヤ及びカラーチェーンを使えば、さらに色が統一される。
古くなったフレームまたは色を変えたいフレームの再塗装を行う業者がある。
日本塗装工業会