つま先すき間のこと。ペダル軸芯と前輪 タイヤまたは泥よけの最短距離。
具体的には、ペダル軸と直角前方にハンドルを廻して前輪のタイヤまたは泥よけを持ってきたとき、ペダル踏面の中心からタイヤまたは泥よけまでの最短距離。
つま先すき間に関係する寸法は、前中距離(フロントセンタ)、タイヤ外径または泥よけ半径およびクランク長。特にタイヤ外径の影響が大きい。
つま先すき間としては、つま先(トウ)がタイヤまたは泥よけに当たらない距離が必要。特に、靴の中央をペダルの中央に乗せて漕ぐ人のいるシティ車では、十分なつま先すき間が必要。
JIS D9301(一般用自転車)によれば、トウクリアランス(つま先すき間)は89mm以上でなければならないが、結合ペダルには適用しない。
つま先が泥よけまたはタイヤに当たることはトウオーバーラップ(つま先接触)と言う。
参考資料
「つま先すき間」