タイヤシーラント (tire sealant)

概要

タイヤ密封材。チューブパンク穴を塞ぐ液体密封材。チューブレスタイヤに使うものもある。
使用方法
容器をよく振ってから、 チューブのバルブコアを取出したバルブステムから注入し、バルブコアを元に戻して空気を所定圧力まで入れる。液体のままで固化しない。 パンクする前から注入しておいてパンクすると穴を塞ぐもの(パンクしたことを気づかないことが多い)及びパンク後に注入して穴を塞ぐものがある。 この場合は、密封剤を注入後に車輪を回転させてパンク穴を塞いでから空気を入れる。密封材を注入すると同時に加圧するものもある。
働き
密封材はタイヤの回転による遠心力でタイヤ踏面のチューブ内面に、液体の保護膜を作る。タイヤ側面の穴あきには効果が無い。
密封できる穴径は3mm以下。ガラスの破片で切られた割れ目には効果がない。
組成
繊維系、ラテックス系及び繊維ラテックス系がある。繊維系は水又はグリコール系などの液体の中に、穴を塞ぐための植物性又は合成の短繊維を含んでいる。 繊維の代わりに粉砕した雲母又はベントナイトを使っているものもある。ラテックス系は天然又は合成のラテックスが穴で固まって塞ぐ。 繊維ラテックス系はラテックスの中に短繊維を入れている。
容量

240mlなど。
使用量

密封材の必要量はメーカーおよびタイヤサイズによって異なるが、一例は30~100g/車輪。
原理

密封の原理は化学的な作用ではなく、背面をタイヤ内面が覆っているチューブの小さい穴なら、ある程度の粘度のある液体で塞げば空気は抜けないという物理的な作用(表面張力)に因っている。
CO2

CO2(二酸化炭素)と反応するタイヤシーラントには、CO2カートリッジは使えない。
保証

密封材を使ったタイヤは保障しないというタイヤメーカー(Kenda)もある。密封材を販売しているタイヤメーカー(Tufoなど)もある。
密封材をチューブに入れてセルフシーリングチューブとして販売しているメーカーもある。
メーカー

Accessories Marketing(Slime) ContinentalEffetto MariposaFenwick’sFlat Attack Tire SealantHutchinsonInovex IndustriesNo-FlatsNoTubes.comRalf Bohle(Schwalbe)RapidRacerProductsTrek BicycleTrue Goo ProductsTufoVelox VittoriaVredesteinWheelgooZefal 、など。