側引きブレーキのこと。
中央引きブレーキ(センタープルブレーキ)に対峙する用語。
1960年代初期に出現した。
キャリパーブレーキにおいて、キャリパーを引くロープがタイヤの中心線より横にずれている形式。
一方のキャリパーはロープで引き、他方のキャリパーはロープのアウター(ハウジング)で相対的に押す。
1軸(シングルピボット)形は左右のキャリパーを中央の1つの支点で支持する(右図)。
シティ車の前輪のブレーキなどとして使われている。
2軸形が出現するまでは、ロードバイクで一般的に使われた。
2軸(デュアルピボット)形(デュアルピボットブレーキ)は左右のキャリパーをそれぞれの支点で支持する。