- スカンジウム
原子番号21の銀白色の希少金属。元素記号Sc。原子量44.96。密度2.99g/cm3。融点1,539゜C。 - スカンジウムアルミ合金
スカンジウムアルミ合金。溶接性を向上させるため及び強度を上げるために、主に7000系のアルミ合金にスカンジウムを約1~2%添加したアルミ合金。
フレーム、ハンドル及びリムなどに使われることがある。強度が40~50%大きいので、フレームの管(チューブ)の外径を一般のアルミ合金管よりも小さくでき、
0%程軽量なフレームを作ることができる。耐疲労性も向上している。スカンジウムアルミ合金は、冷戦中にソ連で開発され、ミグ戦闘機およびミサイルに使われた。
Easton社によって最初に自転車のフレーム管に利用された。希少金属であるため、アルミ合金のようには普及しない。