ブレーキまたはディレイラーのロープ(ケーブル)の張力を調節する外ねじの付いた中空(ロープが通る)の小さなつまみ状の部品。
アウター(ケーブルハウジング)の端部と連結する。左に回すと、張力が大きくなると同時にロープが回したねじだけ短くなる。1/4~1/2回転毎に状況を見る。
ケーブルアジャスター、バレルアジャスター、アジャスティングバレルおよびケーブルアジャストボルト(シマノ)とも呼ばれる。
- ディレイラーロープの場合
前後ディレイラー共に、左に回す(ロープを張る)と大スプロケットへチェーンが移行しやすくなる。
右に回す(ロープを緩める)と小スプロケットへチェーンが移行しやすくなる。大スプロケットへの移動が迅速でない場合は、左に回す。
左に回すと、前ディレイラーの場合はディレイラーケージが外側へ動く(外側に大スプロケットがある)、そして後ディレイラーの場合はディレイラーケージが内側へ動く(内側に大スプロケットがある)。 - ブレーキロープの場合
左に回すとブレーキパッドとリムの間隔が短くなる。