リムブレーキ掛けによりクリンチャーリム側壁が磨耗して薄くなり、タイヤ圧力に耐えられなくなって、側壁に円周方向の亀裂が生じてリム側壁が部分的に飛び出すこと。破裂時に大きな音がする。
軽量化のために側壁を薄くしたアルミ合金リム、幅広のタイヤおよび高い空気圧のタイヤにおいて起こりやすい。幅広タイヤは細幅タイヤよりもタイヤ圧力によってリムに加わる力が大きい。雨のときにリムが路面の微細な砂などで汚れた状態でブレーキを掛けると、リムブレーキパッドに微細砂などが埋め込まれてリムに磨耗を起こしやすくなる。
品質の悪いブレーキパッドは、微細砂などを埋め込みやすいので、パッドの点検が必要。リム側壁厚さが0.5mm以下になると起こしやすい。リム爆発(リムイクスプロージョン)とも呼ばれる。