リムにおいてオフセット(片寄り)のあるスポーク穴で次の2つの場合がある。
左右片寄り
リムの中心線(右図の緑色)に対して左右交互の片寄りがあるスポーク穴。
左片寄り
スポーク穴群の中心線がリムの中心線(図の緑色)に対して左(反駆動側)に片寄っているスポーク穴。スプロケット群の存在によって小さくなった右スポークの傾き角(プレース角)を大きくすることにより、車輪の横剛性の低下を少なくする。おちょこ距離が左右均等に近付くので車輪の左右(駆動してない側及び駆動側)のスポーク張力も近づく。このようなリムはオフセットリムと呼ばれ、マウンテンバイクリムなどに使われることがある。