円筒面に沿って螺旋(らせん)状の溝を切ったもの。溝を外面に切ったものを雄ねじ、それにはまり合うように内面に切ったものを雌ねじという。
ねじの向きによって右ねじ及び左ねじがある。右ねじは時計方向に回すと締まる。左ねじは反時計方向に回すと締まる。ねじ山間の間隔はピッチと言う。
工具でねじを回すため及び部品などを固定するために、工具と合う頭が付いている。頭の穴は六角穴、十字穴、マイナス穴及びトルクス穴がある。
穴でなく外面を六角形または四角形にした形もある。ペダル軸のように軸にねじを付けたものもある。
一般用メートルねじ(JIS B0205-4)によれば、ねじの呼び径(おねじ外径)は、2 、2.2 、2.5 、3 、3.5 、4 、4.5 、5 、5.5 、6 、7 、8 、9 、10 、11 、12 、
14 、15 、16 、17 、18 、20mmなどがある。