油圧ディスクブレーキ(流体ディスクブレーキ)のブレーキレバーに付属している油圧シリンダー。
シリンダーは円筒のこと。
ブレーキレバーを握ると、マスターシリンダーの中のピストンを押して油圧(流体圧力)が上がる。
上昇した油圧は接続したホース(チューブ)によってブレーキキャリパーのキャリパーシリンダーに伝達され、ブレーキパッドの付いたピストンを押す。
このように、油圧ブレーキにはマスターシリンダー及びキャリパーシリンダーの二種類のシリンダーがある。
軽量化のために、シリンダーの材料としてマグネシウム合金を使っているメーカーがある。
シリンダーをブレーキフード部に内蔵させた形がある。
右図はそれを示すシマノの米国特許の図面。
図のMCがマスターシリンダーでPはピストン。
ブレーキレバーを引くとピストンを押すようになっている。