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靴 (シューズ、shoe、shoes、cycling shoe)

この記事は執筆から年月が経過しており、記載されている情報(価格、規格、トレンドなど)は現在とは異なっている可能性があります。現在、最新事情に合わせたアップデートを順次行っておりますが、記事更新までは、過去の参考資料としてご活用いただけますと幸いです。

概要
靴底のクリート結合ペダルのクリート受けに差し込んで、靴とペダルを結合する。クリートのない靴は、トウクリップを使う。

用途
ロード用およびマウンテンバイク用がある。歩くことの多いマウンテンバイク用と歩くことの少ないロード用では、クリートのへこみの有無 および靴底の硬さなどが異なる。
換気(除湿および冷却)および軽量化のたために、メッシュの換気孔が付いている形がある。

防水、防寒
靴の防水又は防寒等を目的として靴の上に履く靴としてオーバー靴(靴カバー)がある。 つま先の防寒用品として、トウカバーがある。

換気
換気のためにメッシュを付けた形及び直径2mm及び5mm前後の穴を多数設けている形などがある。

足形
足の形状に合う靴を選ぶ。足の長さだけでなく幅も人によって異なる。同じ長さの足を比べると、日本人の足幅は欧米人より広い。
細幅、標準および広幅の靴を揃えているメーカーもある。
女性は男性に比べて、足幅およびかかと幅が狭く足のアーチの高い人が多いので女性用の靴を用意しているメーカーもある。

質量
各メーカーの片足の靴の質量を右のグラフに示す。ロード用は200~350gそしてマウンテンバイク用は300~450gである。
従って、一足の質量はロード用が400~700gそしてマウンテンバイク用が600~900gである。


靴の色は自転車および服の色と調和させるのもよい。

留め方
靴を留める方式としては、ひも(レース)、おび(ストラップ)および留め具(バックル)がある。

(A) ひも (レース)
ひもは手で結ぶが、ひもを締める方式としてダイヤル式(Boa レーシングシステム)がある。
ひもで締めるという意味から、レースアップシューと呼ばれることもある。

(B) おび (ストラップ)
おび(ストラップ)だけの場合は3帯が一般的であるが、2帯および1帯もある。
おびの長さはつま先に行くにつれて短くなっている。
おびにはベルクロストラップ(マジックテープ)が付いて、それで固定する。

(C) 留め具 (バックル)
バックル(留め具)は2帯のストラップと組み合わせるのが一般的。
バックルはラチェットバックルとなっていることが多い。

特徴
用途に応じた靴の特徴は、次の通り。

  • ロードバイク用
    走行速度を重視して、軽くかつ空気抵抗が少なくなるように作られている。靴底は平坦である。
    靴底の材質として、軽くかつ剛性が高い炭素繊維強化樹脂(CFRP)を使ったものは価格は高い。
    靴底の剛性が高いとペダルへの力の伝達効率が高い。
    軽量化および空気抵抗の減少などのために、靴底を薄くしているため、クリートは底面に付いている。

  • マウンテンバイク用

    オフロードを歩くことがあるので、クリートは靴底に沈んでいる。靴底には滑り防止の突起模様がある。
    靴底(ソール)はゴム製で弾性のある材質が使われる。

  • 通勤車用

    マウンテンバイク用の2本ねじクリートの付いたスニーカーなどのカジュアルシューズなどが使われる。
    カジュアルシューズとは、日常の暮らしに用いる靴のこと。

  • 旅行車用

    長距離走行するので、クリートの付いた靴が効率よくペダルを漕ぐことができる。
    歩行のためクリートは靴底に後退したものが使われる。靴底は平坦となっている。重さ及び靴底の硬さなどは、ロード車用とMTB用の中間的な靴となっている。 歩行時にはクリートカバーを付けることもある。
    ハイキング靴、テニス靴およびサンダル(SPDサンダル)に似せたものもある。 歩行専用の靴を携帯して、歩行時には履き替えることもある。通勤車用の靴としても使える。

  • トライアスロン車用

    基本的には、ロード車用と同じであるが靴の着脱を速やかに行う必要があるので、次のような特殊仕様を付け加えた靴がある。
    靴下を履かなくてよいような靴の内面加工をしたもの及びかかと環(ヒールループ)を付けたもの。
    ロード車用のストラップは靴全体を締めるために3帯が多いが、ストラップを2帯または幅広の1帯として時間短縮を図ったものもある。
    水泳後の足の乾燥などのために、メッシュの換気口を設けている。

  • 丘下り(ダウンヒル)用

    基本的にはマウンテンバイク用と同じであるが、各種の障害物があるので足の保護に重点が置かれる。
    足首の保護およびつま先の補強がされている。
    足を乗せやすくするために幅広にしたペダルに適合するよう、靴底の幅は広くなっている。

  • トラックレーサー用

    基本的にはロード車用と同じである。靴底の材質は軽く、硬くかつ剛性が高い炭素繊維強化樹脂(CFRP)を使っている。
    軽量化と空気抵抗低減のために、かかとは付いていない。トラック競技は、ロード競技に比べて短時間かつ高速であるのが特徴である。
    そのため、マジックテープの付いた帯よりは、ひもがしっかりしているとして、おびの替わりにひもにした靴をトラックレーサー用としているメーカーがある。 ペダルとしてはトラックペダルが使われるので、靴にクリートは付いていない。
    トラックシューズともいう。

  • 防寒用

    防寒用の靴としては、長靴が使われる。一般の長靴はひざの下まである長い靴を指すが、自転車用の長靴はくるぶしをおおう程度の長さの靴を指す。一般にクリートの付いた防寒仕様となっており、冬におけるオフロード走行、通勤、サイクリング及びサイクロクロス等に使われる。 防寒仕様の靴は、冬靴とも言う。

  • BMXバイク用
    BMXバイクに乗るときに履く靴。
    靴底はBMXペダルに対して滑りにくいゴム製となっている。かかとはなく、平坦となっている。
    ペダルのグリップピンが引っ掛かるように、多数のへこみを設けた形もある。

  • サイクロクロス用
    サイクロクロスにおいて履く靴。
    自転車を担いで土道の坂を上ることもあるので、滑らないように靴底はスパイクの形状となっている。
    マウンテンバイク用のクリートが付く。
    上部はマウンテンバイク用の靴と変わらない。

特製(カスタム)靴

特殊な靴として、家庭で自分の足に合わせる靴がある。まず、寸法の合う靴を選定する。靴をオーブンに入れて、80C°で4~5分間加熱する。
カーボン層が柔らかくなるので、足を靴に入れて靴ひもを締め、手で側壁およびアーチ部を押して足に合わせる。冷えると使用することができる。
うまくいかなかったときは、何度でも加熱を繰り返すことができる。
なお、シマノの特製靴は、シマノのカスタムフィット成形機器のある店で、足に合わせて成形できる。

バッグ

靴の運搬及び保管のための靴バッグがある。

メーカー

シマノパールイズミAdidasAGUAnswer ProductsBiomacBontb’TwinCarnac SportDiadoraDiamant(DMT)DromartiExustar EnterpriseFiveTenfi’zi:kF.L.R ShoesGaerneHostettler(ixs)KeenLake CyclingLouis GarneauMavicMission WorkshopMOA Sport(Nalini)Northwave
Polaris ApparelRaphaRiivoRocket7Sabena(Chain)Scott SportsSerfasSetteSidiSixSixOneSpecialized Bicycle ComponentsSpiukSuplestTevaTime SsportTrek Bicycle(Bontrager)Vaude SportVittoria Shoes 、など。
参考資料

自転車
ロードバイク
クロスバイク
マウンテンバイク
BMX・トライアルバイク
シティーサイクル
折りたたみ自転車
自転車用品
自転車パーツ
自転車メンテナンス用品
トレーニングバイク・マシーン
電動自転車
電動自転車バッテリー

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