概要
国際標準化機構。本部はスイスのジュネーブ。右図は本部の建物。
146ヶ国の標準化機関が参加して、国際的な標準化を行っている機構。
日本はJIS委員会(JISC)が参加している。
1947年から今までに約1万9千の国際標準を作っている。
分野は農業、建設、機械工学、機械部品及びITなど多岐にわたっている。
先進国は自国の規格を国際標準(ISO)とすることが、民生品及び工業品などの輸出につながるので、重要な国際戦略となっている。
自転車の標準化
自転車の標準化委員会のメンバー国は、日本、ブラジル、中国、フィンランド、フランス、ドイツ、インド、イタリア、韓国、オランダ、ポルトガル、ロシア、スエーデン、米国及び英国の15ヶ国。
標準(ISO 4210)の項目は:
1.用語及び定義、2.必要条件、3.共通試験方法、4.ブレーキ試験方法、5.操縦試験方法、6.フレーム及びフォーク試験方法、7.ホイール及びリム試験方法、8.ペダル及びクランク試験方法、9.サドル及びシートポスト試験方法。
標準を適用する自転車は、ロードバイク、マウンテンバイク、シティバイク、トレッキングバイク及び子供バイク。適用されない自転車は、ワークバイク、リカンベント及びタンデムなどの特殊自転車。
ISOホームページ