概要
ドロップハンドルの本来のブレーキレバーに追加して、ハンドルの水平部に取付け、ハンドルの水平部を握った姿勢で操作できるようにしたブレーキレバー。ドロップハンドルのブレーキレバーに使っているアウターをインライン(一列)にして使う。インラインブレーキレバー、サイクロクロスレバー、クロストップレバーまたはクロスレバーと呼ばれることもある。
用途
サイクロクロスバイクなどのドロップハンドルに使われる。
クランプ径
25.4mm、26.0mm及び31.8mm(オーバーサイズ)がある。レバー取り付け位置のハンドル径に合わせる。インラインレバーを取り付けることを考慮して、31.8mm径のステムクランプ部を広げたドロップハンドルもある(上図の赤矢印部)。
26.0mm径のハンドルに31.8mm用のインラインレバーを取付けるためのシムがある。
取付要領
組付け時、ロープ(ケーブル)を通す前にアウターのみレバー位置で切断して、エンドキャップを両側に取付けてレバー本体の前後に差し込む。
インラインレバーを引くと、それに付いているアウターを押し、相対的にブレーキロープを引くこととなる。