主にアルミ合金リムにおいて、表面を硬い陽極酸化(ハードアノダイズ)処理したリム。冷却した酸溶液にリムを入れ電気分解の電流を大きくして厚い(一例は0.05mm)酸化アルミ皮膜を作る。リムの強度は変わらない。
酸の種類によって皮膜の色は変わる。硬いのでリムブレーキのリムブレーキパッドに対する耐摩耗性は向上する。厚い酸化皮膜はアルミ合金よりも熱伝導率が低いため断熱材となり、長距離の坂下りのブレーキ掛けで温度上昇したブレーキパッドからリムへの伝熱及びリムからの放熱を妨げ、パッド温度が上がってリムブレーキの利きが悪くなる。
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