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自転車用語 (g)

この記事は執筆から年月が経過しており、記載されている情報(価格、規格、トレンドなど)は現在とは異なっている可能性があります。現在、最新事情に合わせたアップデートを順次行っておりますが、記事更新までは、過去の参考資料としてご活用いただけますと幸いです。

G3スポーク組み (G3 spoking、G3 spoke pattern、G3 spoke system)

後輪スポーク組みにおいて、左が1本に対し右(駆動側)が倍の2本とし、合計3本のスポークを1組とした放射組みの一種。
右の張力は左より大きいので、右は左の倍の数のスポークで受けるようにしたもの。
スポークの本数は21本(7x3本)、24本(8x3本)および27本(9x3本)など。なお、一般のスポーク組は4本を一組とする。
カンパニョーロ社が始めたもので、横剛性および動力伝達の向上を意図している。

外部ボトムブラケット (external bottom bracket、outboard bottom bracket)

概要

クランク軸の軸受部(わん、アダプター)がボトムブラケットシェルの外部に付くボトムブラケット(BB)。イクスターナルボトムブラケット又はアウトボードボトムブラケットとも呼ばれる。

軸受け

カートリッジ軸受が使われている。円すいころ軸受を使った形がある。軸受の玉は、ステンレス鋼及びセラミック(セラミックボール)などがある。軸受はBB軸受カップの中にある。

特徴

外径の大きな軸(中空)と軸受を使うことができること及び軸受間の距離が大きくなるとにより、剛性の向上、軽い回転および長い軸受寿命が期待できる。

シェル幅

ポトムブラケット シェル幅(68、70および73mm)に対応した寸法のものを使う。

ねじ

BC1.37 x 24山およびM36 x 24山。

チェーンライン

43.5mm(2段)および45mm(3段)。

問題点

カートリッジBBは、軸受が本体胴と一体となっているが、外部BBは左右の軸受が本体と一体となっていないため、BBシェルの両端面の軸との直角加工等が行われていないと変速性能の低下および軸受寿命の短命化が起きる。

工具

シェル端面の加工工具としては、BBフェーシングセットがある。取付は外部ボトムブラケット工具で行う。

外部ボトムブラケット工具 (external bottom bracket tool)

外部ボトムブラケット(イクスターナルBB)のアダプター(16切込み)をボトムブラケットシェルに取付けるための工具。ソケットレンチで回す丸形及び柄付形がある。ソケットレンチ形(丸形)はトルクレンチを使って所定トルクで締付けることができる。締付トルクは30~50Nm。柄付形はレンチを必要とせず、締付時に工具の歯とアダプターの切込みとの噛み合いが見える。キャップ締付工具が付属しているものがある。

ゲイン比 (gain ratio)

タイヤ半径とクランク長の比にギア比を掛けた値。式で表すと、 ゲイン比 = (タイヤ半径/クランク長) x ギア比
ゲイン比はタイヤ外径およびクランク長の異なる自転車間の車輪の路面に対する駆動力の比較などに使われる。ゲイン比が等しいと、車輪が路面を蹴る力が等しい。
参考 ゲイン比 計算器

外輪(がいりん) (outer ring、outer race)

軸受の部品で内面に軌道を持つ軌道輪。玉及び保持器の外側にある。外輪はハウジング又はハブシェルなどに固定される。用途に応じて、外輪が回転して内輪が回転しない場合及び内輪が回転して外輪が回転しない場合がある。

外周 (circumference、outer circumference)

物の外側で測ったまわりの長さ。周長とも言う。サイクルコンピュータ に入力するタイヤ外周を測定するには、次のようにする。タイヤ接地部側面と路面にマーカーなどで印を付ける。空気を入れるバルブが垂直に上に向いている位置を基点とすると分かりやすい。乗車姿勢で自転車に乗ってタイヤに体重をかけた状態で、自転車を直線上を動かし車輪が1回転した路面に印を付け、その距離を巻尺で測る。 友人や家族に印を付けて貰う方が実際の距離が出る。

外装変速機 (derailleur)

チェーンスプロケット間で移動させることによりギア比を変えて変速する方式。クランクスプロケット間は前ディレイラーにより、そして後輪スプロケット(カセットスプロケット)間は後ディレイラーによりチェーンを移動させて変速する変速機。内装変速機に対峙する用語。ディレイラーともいう。

参照 » 変速機

ガーメントバッグ (garment bag)

衣類(ガーメント)を入れて、運ぶパッグ。スーツバッグ及びドレスバッグなどがある。

ガタ (play)

軸受などの異常な隙間。主に磨耗によって生じる。異常な隙間があると部品が、がたがたすることからそう呼ばれる。

ゲージ (gauge)

  • 計器
    計器。計測器。
  • 圧力計
    圧力計(プレッシャー ゲージ)に対する俗語。
  • スポーク
    スポーク外径を形番(#)で表したもの(スポークゲージ)。インチ系(英米)とメートル系(フランス)では、同じ形番でも寸法が異なる。現在はmmで表す。

ゲージ圧 (gauge pressure)

大気圧を基準にした圧力。ほとんどの圧力計はゲージ圧(大気圧との圧力差)が指示される。絶対真空を基準とする圧力は絶対圧と言われる。
ゲージ圧と絶対圧の間には次の関係がある。 絶対圧 = ゲージ圧 + 大気圧

GD (gear development)

歯数比距離。ペダル一回転で走る距離。
参考 ペダル一回転で走る距離

ギア(gear)

歯車のこと。スプロケットのことを誤ってギアと呼ばれることがある。歯と歯がかみ合う部品をギアと呼び、歯とチェーンがかみ合う部品をスプロケット(写真)と呼ぶ。
ギア(歯車)とスプロケットは歯形が全く異なる。内装変速機にはギア(遊星歯車)が使われている。

ギアケーブル (gear cable)

ディレイラーケーブルのこと。ディレイラーを操作するケーブル(ロープ)であるが、ギアを操作するケーブルではないので、不適切な用語。

ギアクランク (crankset、crank set、sprocket and crank)

スプロケットクランクスプロケットボルトで固定して一体としたもの。ギアクランクという用語は和製英語と思われる。一般にはクランクセットと呼ばれる。
スプロケットまたはクランクの交換においては、スプロケットをクランクに固定するボルト穴の数およびピッチ円直径(PCD)が同じであることの確認が必要。

ギアディベロップメント (gear development)

ペダル1回転で進む距離[m]。ディベロップメント(展開または進展)と同じ。

ギア比 (ギアレシオ、gear ratio)

概要
入力軸と出力軸のスプロケットまたは歯車の歯数の比。本来は歯車(ギア)の用語。スプロケットの場合は、スプロケット比ともいう。
ギア比はクランク(またはペダル)1回転で、後輪が何回転するかを表しているので、回転比とも言う。
外装変速機
クランクスプロケット歯数(a)と後輪スプロケット歯数(b)の歯数比(a/b)。
内装変速機
内装変速機の場合は、入力軸と出力軸の歯車の歯数の比。
競技者のギア比
ツール・ド・フランスの競技者は、ペダル回転数(ケイデンス)と平均走行速度から逆算すると、ギア比=4.5~5の高ギア比で走っている。
ギア比が大きいほどペダルは重くなるので、大きな脚力を必要とする。
参考 ギア比計算器」 、 「多段ギア比 計算器」 、 「ギア比表

ギア比オーバーラップ (ギア比重なり、gear ratio overlap)

クランクスプロケットが2段または3段そして後輪スプロケットが多段の場合に生じるギア比の重なり(オーバーラップ)。ギア比重なりとも言う。
ギア比の重なりのために、実質的な段数は見かけの段数(クランクスプロケット段数 x 後輪スプロケット段数)よりも少なくなる。
クランクスプロケットの歯数を選ぶことにより重なりをなくすことはできるが、その歯数の組合せでギア比を順番に変えていこうとすると、 クランクスプロケットおよび後輪スプロケットも同時に変えなければならず操作は複雑な上に覚えられないので実用的でない。 電気変速としてコンピューターが変速するのなら理屈上はできるかも知れない。
参考 多段走行速度

ギアインチ (gear inch、gear inches)

前輪ハブ軸クランクペダルを仮に直接付けたとした場合の、前輪の相当直径をインチで表したもの。車輪外径が異なっても、車輪相当直径(ギアインチ)が同じなら、同じ走り方になるであろうとの考えが基になっている。 チェーン駆動になる前の自転車(ハイホイーラー)は、前輪軸にクランクが付いていたが、その時の車輪外径に換算することとなる。式で表すと:

ギアインチ = 車輪外径 x ギア比 又は ギアインチ = 車輪外径 x (クランクスプロケット歯数/後輪スプロケット歯数)
ギアインチを3.14倍すると、クランク1回転で進む距離(インチ)となる。車輪外径が異なる自転車がペダル1回転で進む距離の比較などに、主に米国で使われる。
距離にインチを使わずメートルを使う、日本や欧州にギアメートルがあるかと言えば、そのようなものは無く、代わりに転がりが使われる。
これはペダル1回転で進む距離そのもので、ギアインチよりも分かりやすい。

ギアインジケーター (gear indicator)

カセットスプロケットの使用している段を示す指示器。
シフターロープ(ケーブル)出口とアウターの間に取付ける直列形は、10段(10速)用および9段(9速)用がある。
6段(6速)はダイヤル形がある(左から3番目の図)。
ブレーキレバー、シフター及び指示器が一体となった形もある。






ギア板 (sprocket)

スプロケットのこと。スプロケットの歯形はギア(歯車)と全く異なり、ギアを板状にしたものではないので、不適切な用語。

ギアレンジ (レンジ、gear range、range)

変速できる範囲。例えば、次のような表し方がある。

  • 歯数の範囲
    例えば、12T-27Tなど。
  • 最大ギア比
    例えば、歯数の範囲が12T-27Tの場合、最大ギア比は27/12=2.25(または225%、変速範囲は225%)。
  • ギア比の範囲
    例えば、最小ギア比=1.43そして最大ギア比=4.73の場合、ギア比の範囲は1.43~4.73。
    または、4.73/1.43=3.31より範囲は1:3.31。
  • ギアインチの範囲
    ギアインチの範囲。

ギアテーブル (gear table)

ギア比表。歯数比表。表の左欄にクランクスプロケットの歯数を並べ、表の上欄に後輪スプロケットの歯数を並べ、そして対応する升目にギア比
(クランクスプロケットと後輪スプロケットの歯数比)またはそのギア比においてクランク1回転で進む距離を記入した表。
参考 ギア比表

ギアリング (gearing)

変速機付きの自転車走行において、走行目的(快適走行、高速走行、登坂など)に合う適切なギア比を選ぶこと。

ジェル (gel)

コロイド溶液が弾性を持って固化したもの。身近な例としては、寒天、ゼラチンおよびこんにゃくなど。ウレタンなどの高分子化学物質で作ったジェルは振動および衝撃の吸収性があり、サドルなどの弾性体として使われる。 家具などの下に置いて、地震による振動を吸収して、転倒を防止する耐振ジェルパッドも市販されている。
ジェルには上記のような形状の決まったもの(ジェルフォーム)および不定形のものがある。形状が決まったジェルは力を加えるとへこんで容積は減少し力を取ると元に戻る。一方、不定形のジェルはお尻の形状になるように流れて容積は減少しない。 サドルのジェルとしては不定形のものが望ましい。

ジェルサドル (gel saddle)

サドルの基盤と表皮の間に、次のようなジェルなどの弾性体を入れたサドル。

  • 高分子ジェル
    粘弾性およびいくらかの移動性のある高分子ジェル。これを使ったサドルは本来のジェルサドル。
    サドルのジェルはお尻による圧縮が働いていない所へある程度移動し、そこが膨らむので体積の減少は少ない。
  • 弾性体
    気泡を含むポリウレタン系などの弾性体を入れたもの。流動性は無く、圧縮により体積は減少する。
  • 短中空糸群
    シリコーン系の短中空糸群を弾性体にしたもの。中空の空気は圧縮により出入りする。

ジェルサドルカバー (gel saddle cover)

クッションとしてジェルを入れたサドルカバー
カバーには1本の紐が下部周囲に通してあり、それを引いてカバーを
サドルに固定する。
紐が写っていないカバーも紐は付いている。

ジェルテープ (gel tape、gel bar tape、gel handlebar tape)

振動吸収のために、ジェルを入れたハンドルテープ。ジェルバーテープまたはジェルハンドルバーテープともいう。

ジェネレーター (generator)

主に米国用語で 発電機 のこと。英国では主にダイナモと呼ばれる。

ジオメトリ (geometry、frame geometry)

  • 幾何学
    図形や空間の性質を研究する数学の一部門。紀元前300年ころ、ユークリッドによって集大成され、現在は、微分幾何学・代数幾何学・位相幾何学などに発展。
  • 寸法図
    自転車寸法図またはフレーム寸法図(フレームジオメトリ)。スケルトンともいう。
    自転車またはフレームの各部の長さ、高さ及び角度を記入した図形。まともな自転車なら、カタログおよびホームページに記載されている。 長さとしては、頭管長上管長立管長フロントセンターリアセンター(チェーンステイ長)、車軸間距離(ホイールベース)およびフォークオフセットなど。 高さとしては、上管高さBB高さおよびBB下がりなど。 角度としては、頭管角(ヘッド角)および立管角(シート角)など。
    右図は、フレーム寸法図の一例。記号に対応する寸法が表に記載されている。寸法図によって自分に合う自転車かどうか判断する。

ジャイアント (Giant Bicycle Inc.)

1972年に設立された世界最大の自転車メーカー。

本社・工場は台湾の台中市にあり、設計部門などがある。2011年の自転車生産台数は570万台。1日の生産台数は約5000台。そのうち約30%は他社ブランドのためのOEM。フレーム、フォーク及びリムなどを自社生産している。部品はシマノなどから調達している。1985年に炭素繊維強化樹脂製の自転車の生産を始めた。世界に約1万1千の販売店を持つ。

» ホームページ
» ジャイアントストア大阪

ジロ・ディ・ロンバルディア (Giro di Lombardia、Tour of Lombardy)

イタリア北部のロンバルディア州(州都ミラノ)を走る自転車ロード競技 1905年から行われているが、1907年に現在の名称となった。









ジロ・ディ・トスカーナ (Giro di Toscana)

1923年から毎年、イタリアのトスカーナ州で行われている
プロによる1日(シングルディ)だけの自転車ロード競技











ジロ・デ・イタリア (Giro d`Italia、Tour of Italy)

毎年5、6月にイタリア及び周辺国を3週間以上にわたって走る、プロによる長距離自転車ロード競技。
ツール・ド・フランス及びヴェルタ・エスパーニャと並ぶ3大自転車ロード競技の1つで、1909年に始まった。
優勝者はイタリア人が圧倒的に多く、次にベルギー人及びフランス人が多い。














グラブ (glove、bike glove)

手袋 のこと。グローブとも言う。手の甲の日焼け防止またはオフロードを走る時の手の衝撃緩和に役立つ。交通安全上は良く目立つ明るい色が望ましい。 フルフィンガー(ロングフィンガーとも言う)は指の先端まで覆われており、防寒並びにオフロードでの木の枝および万一の転倒や衝突に対する手の保護に向いている。 ハーフフィンガー(ショートフィンガーとも言う)は指の関節から先は無く、夏季のロードでの使用に向いている。

誤シフト (mis-shift、missed shift、ghost shifting)

ディレイラーに指示したシフトとは異なる誤ったシフトをすること。

ゴーグル (goggle)

概要
めがねフレームの周囲に覆いのあるめがね。帯で頭部に固定する。
ダウンヒルなどのオフロードの走行において、木の枝、昆虫および前方走行車のはねた石などから目を保護する。 フルフェースヘルメットと共に着用するのが一般的。冬の防寒のために着用することもある。
特殊仕様
(1) 換気のための空気孔が開いているものもある。
(2) UV保護のレンズもある。
(3) 前と後の二重にレンズの付いた形(デュアルレンズ)もある。
(4) ストラップの背面にシリコンを付けて、ヘルメットに対して滑らないようにしたものもある。
(5) ゴーグルの上に取り付けるビデオカメラがある(左端図)。
(6) いわゆるゴーグルとは異なる、めがね状の形がある(下図)。
(7) レンズを簡単に交換できるようにした形がある。
材質
レンズ材質はポリカーボネイトなど。
水泳ゴーグル
トライアスロンの水泳に使う、水泳ゴーグルもある。
メーカー
山本光学AdidasBloc SystemsBlur OpticsCratoni helmetsDragon AllianceFox HeadGiroHostettler(ixs)LimarManby International SportswearOakleyPOCPortland Design WorksRudy ProjectRockGardn SportsRyders EyewearScott SportsSmith OpticsSpy OpticUtopia OpticsUvex SportsWulfsportZeal Optics 、など。

合板自転車 (plywood bicycle)

フレーム及びフォークを合板で作った自転車。木製自転車に含まれる。
合板は薄い板を奇数枚、木目が直交するように重ねて接着剤で貼り合わせて1枚の板としたもの。ベニヤ板とも言う。

合金 (アロイ、alloy)

強度などの物性を向上させるために、ある金属に他の金属や非金属を溶かし合わせたもの。基本となる金属によって鉄合金(炭素鋼クロムモリブデン鋼高張力鋼ステンレス鋼など)およびアルミ合金(アルミニウム合金)、チタン合金、スカンジウム合金及び銅合金などがある。

自転車のフレーム及び部品においては、単にアロイ(合金)と言えばアルミ合金であることが多いが、確認が必要。

ゴム糊 (rubber cement)

加硫していないゴムをベンゼンなどの溶剤に溶解させた接着剤。パンク修理などの接着剤として使われる。保存期限は新品が3年そして開封後は2年。

ゴム座接着バルブ (rubber base valve)

タイヤチューブバルブステムを取り付ける方式の一つで、ステム下端に付けたフランジ状のゴム座(ゴムベース)をチューブに接着する方式。
英式バルブおよび仏式バルブは、ゴム座接着式でも胴(ステム)にねじを切ったものを使うが、米式バルブはねじが切られていない。
このねじは空気入れで空気を入れるときにバルブがふらつかないようにリムに固定するリムナットに対するもの。


グーグルグラス (Google Glass)

カルフォルニアに本拠地があるグーグルがソフトを開発したヘッドアップディスプレイ。グラスはめがねのこと。
日本では受信できない可能性がある。

ゴアテックス (GORE-TEX ®)

1958年にゴアが創立したW.L.ゴア&アソーシエイツ社の多孔質ポリテトラフロロエチレン(PTFE)膜の商標。防水性および透湿性があり、
水(雨)は通さないが汗などの水蒸気は通す極小の穴(0.2 µm)の空いた膜。
繊維の表地および裏地を付けて3層構造として、防水性の衣服などが作られている。ゴアテックスXCRは透湿性が25%大きくなっている。
メーカーは、W. L. Gore & Associates

剛性 (rigidity、stiffness)

物体が変形をしにくい物理的性質。具体的には、物体を変形させるのに要する外力の大きさ(単位の例は[N/mm])。変形には、引張り、圧縮、曲げまたは捩りなどがある。
高剛性のフレームホイール及び部品は、同じ変形をさせるのに大きな外力を必要とする。同じ外力に対しては、変形量が小さい。
剛性は材料の特性(具体的には縦弾性係数)と形状によって決まる。炭素鋼、チタン、アルミおよびCFRP(炭素繊維強化樹脂)の剛性を比較すると、チタンは炭素鋼の1/2強、アルミは炭素鋼の1/3強そしてCFRPは炭素鋼の約60%でチタンよりやや大きい。フレームを構成する管の形状についてみると、質量が同じなら外径を大きくして肉厚を薄くすると剛性は大きくなる。クランクの場合、質量が同じなら中空にして幅を大きくすると剛性が大きくなる。
フレームの剛性には、縦(垂直)剛性および横剛性があるが、一般に縦剛性が大きいと横剛性も大きい。
競技者(プロ)には、フレーム並びにクランク及びクランク軸など各種部品も、剛性が大きい(高剛性)ものが力の損失が少なく、かつ加速性も良いとして好まれる。

合成ゴム (synthetic rubber)

天然ゴムの代替品として、石油およびアセチレンを原料として合成した、ゴムの物性を持つ高分子物質。
多くの種類の合成ゴムが開発されてきたが、車輪チューブにはブチルゴムそしてタイヤにはスチレンブタジエンゴム(SBR)が使われる。
合成ゴムが発明されたのは古く欧州にさかのぼるが、人材を集めて大量生産技術を開発し、大規模な生産が始まったのは第二次世界大戦時の米国で、日本軍によって南方のゴム園が押さえられたため。

GPS (Global Positioning System)

全地球測位システム。6つの円軌道(高度20,200km、軌道半径26,600km)にそれぞれ4つずつ(合計24個)配置された、米国国防総省が管理するGPS衛星の電波を利用し、緯度、経度、高度などを数10mの精度で割り出すことができるシステム。 一般に使われている電波は、米国防総省が他国に利用されないようにわざと精度を落としており、軍事上の精度は数cmと言われる。
近くの3つの衛星からの電波(衛星を中心とする球面)の交点として、自分の位置が決まる。
地図情報と組み合わせると、地図上に現在位置を表示できる。GPS受信機を指すこともある。
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)は準天頂衛星「みちびき」(右端図)を2010年に打ち上げた。
この信号をGPSと組み合わせると測位誤差は約3cmとなる。

GPSチップ (GPS chip)

GPSの受信に使うチップ(小片)。受信した信号を位置情報に変換する。チップの大きさは3~5mm。
GPSアンテナと一体になった形もある。GPSサイクルコンピュータ GPS受信機及びGPS時計などに使われる。
GPS衛星からの電波の受信回数は、メーカー及び型式によって異なる。
受信回数が多いほどそのチップを使用した器機の精度は良くなるが、電池の寿命は短くなる。

GPSサイクルコンピュータ (サイクルGPS、GPS cycle computer、cycling GPS、GPSバイクコンピュータ、GPS bike computer)

概要
GPS受信機で受けたデータを使って、走行速度、走行距離、標高および道路勾配などを表示するサイクルコンピュータ
サイクルGPSとも言う。
型式
ハンドル取付形、腕取付形(腕時計形)及び兼用形がある。
タッチスクリーンがある。
特徴
受信機はアンテナ、プロセッサー(GPSチップ )及び時計で構成されている。
一般のサイクルコンピュータより高価。
仕様
(1) GPSは高度に対しては精度が良くないので、高度は気圧式の高度計で指示する形がある。
(2) 夜間モードとしてバックライトの付いた形がある。
(3) GPS信号を受信するまでの時間は20秒~数分。
ケイデンス
ケイデンスを表示するためには、
ケイデンスセンサーが必要。
地図
地図を表示する形もある。メーカーによっては有料。
取付器具
GPSサイクルコンピュータをハンドルに取り付けるための器具である、 GPSマウントがある。
腕時計
腕時計の形にしたGPS時計がある。
メーカー
キャットアイナビアスパイオニアパナソニック BrytonGarminGlobalsat TechnologyHolux TechnologyLocosys TechnologyMainnavMio TechnologyMitac International Corporation(Magellan)Motorola MobilityQstarz InternationalRand McNallySigma ElektroSoleus RunningWintecronics 、など。

GPS受信機 (GPSユニット、GPS receiver、GPS unit)

概要
GPS衛星からの信号を受信してGPSチップで位置情報に変換して、現在位置を表示する器具。
仕様
データを記憶する機能を備えている。記憶したデータはパソコンの地図上に表示することができる。内臓の地図ソフトを使って、受信機画面の地図に位置を表示するものが多い。 GPS受信機を内蔵したGPSサイクルコンピュータ及びGPS時計がある。
メーカー
ユピテルBushnellDeLormeGarminGtrekHolux Technology MiTAC Digital(Magellan) MainnavMemory-MapSatmap SystemsWintecronics 、など。

GPS時計 (GPS watch)

GPS機能の付いた腕時計。ランニング用をサイクリング用と共用にしいるメーカーがある。
GPSデータにより時刻、位置、速度及び距離などを表示する。GPSは時刻信号も出している。
画面にはLCD(液晶ディスプレイ)などが使われる。
GPS衛星を検知する速度は、使用しているGPSチップによって異なる。
電源としてリチウムイオン蓄電池などを使う。
GPS衛星の受信回数が多いほど精度は良くなるが電池寿命(例えば12h)は短くなる。
メーカーは、セイコーエプソンBrytonGarminPolar ElectroSoleus RunningTomTom 、など。

GPSトラッカー (GPS tracker、GPS bike tracker、GPSトラッキングシステム、GPS tracking system)

GPSで自転車などの位置を追尾する設備。
自転車トラッカー及びGPSトラッキングシステムともいう(トラッキングは追跡するという意味)。 自転車泥棒によって盗まれた自転車の位置を知ることが出来る。
取付位置は尾灯立管操縦管又はボトルケージなどの中。 振動センサー又は加速度センサーによって作動する。 左端図は立管取付形、左から2番目の図は尾灯内部に付いている形の構造、左から3番目の図はは操縦管取付形そして
右端図はボトルケージ取付形。
一例は、盗難に遭うとスマートフォン及びパソコンに20秒おきに位置をアップロードする。
電源としては、リチウムイオン蓄電池などが使われる。
メーカーは、Eagle HoundIntegrated TrackersPegasus TechnologiesSpybike 、など。

グランフォンド (gran fondo)

イタリア語で、短距離、中距離及び長距離の組織化された大衆参加の毎年開催されるサイクリングイベント。英語はサイクロスポーティブ及び単にスポーティブ。

グランド・プリモ・コスタ・デリ・エトルスキ(Gran Premio Costa della Etruschi、GP・コスタ・デリ・エトゥルスキ、GP Costa degli Etruschi)

GP・コスタ・デリ・エトゥルスキ(GP Costa degli Etruschi)とも言う。
1996年から毎年2月に行われているイタリアの都市San VincenzoとTuscany間193km を1日で走るプロのサイクリングレース。
公式ホームページ






グラニーギア (granny gear、granny ring)

クランクスプロケットの中で、最も小さいスプロケットに対する、米国における俗語。グラニーは老婆のこと。

グリース (グリス、grease)

増ちょう剤による分類特徴記事
Ca グリース耐水性に優れている。Ca :カルシウム
Na グリース水と接触すると乳化する。Na :ナトリウム
Al グリース付着性が良い。Al :アルミニウム
Li グリース耐熱、耐水性に優れている。Li :リチウム
ウレア グリース寿命が長い。ウレア:ウレア樹脂
半固体状あるいはペースト状の潤滑剤。
潤滑油に増ちょう剤を分散させて作る。
増ちょう剤としては、Ca、Na、Al、Li などの石鹸またはウレア樹脂などが使われる。その特徴を右表に示す。
環境にやさしい生分解性のものもある。
軸受などの潤滑剤として使う。容器又はチューブに入っている。
容量は容器入りが100g及び500gなど、チューブ入りが20g、60g、80gなど。
一般にグリースガン又はシリンジを使って注入する。
摩擦力を増大させるグリースとして、カーボングリースがある。革サドルに塗布するサドルグリースがある。
メーカーは、シマノホーザンExustar EnterpriseFenwick'sFinish Line TechnologiesMorgan BlueOrontasPedro'sPhil WoodPrecision Bike LubeProgoldPureRock 'N' Roll LubricationTri-Flow LubricantsWeldtiteWhite Lightning など。

グリースガン (grease gun)




グリースに圧力を加えて軸受などに押出す手動ポンプ。注入しやすいように先端はノズルになっている。
ガン付属の容器にグリースを入れる形およびグリース入りチューブをガン(インジェクター)に接続する形がある。
一定の割合でグリースが出せるよう、注入ハンドルにコイルばねの付いた形がある。
メーカーは、シマノExustar EnterpriseFinish Line Technologies Pedro’sWeldtite Products 、など。

グリップ (grip、tire grip)

  • ハンドル
    ハンドルにぎり。ハンドルの手で握る部分。金属管で出来たハンドルにゴムやゴム系樹脂をかぶせて握りとしている。 握りの形状は、指形の付いたもの、樽状に膨らんだもの、内側にテーパー状のもの、下部に長手の突起の付いたもの、円周方向に多数のU溝を切ったものなど各種ある。
  • タイヤ
    タイヤと路面間で働く進行方向の最大力。ロードでは摩擦力にほぼ等しく、踏面(トレッド)材質によってほとんど決まるが、オフロードではブロックなどのタイヤ模様も影響する。 トレッドの硬さで見た場合、一般に柔らかいほうがグリップは大きいが、磨耗は早い。
    寸法で見た場合、タイヤ幅及びタイヤ外径が大きいと、グリップが大きい。

グリップピン (grip pin)

ダウンヒルなどのマウンテンバイク平ペダル(プラットフォームペダル)に付いていて、靴底がペダルとの間で滑らないようにするピン。 ピン直径は4mmが多い。片面のピンの数は8、10、12または14本。写真の平ペダルは、片面に10本のグリップピン(赤矢印)が付いている。 ピンには雄ねじが切られており、2.5mmなどの六角レンチでねじ込むための六角穴が付いている。 ピンは表から交換するペダルと裏から交換するペダルがある。ペダルピンともいう。
メーカーは、BurgtecOriginal Bike Engineering 、など。

グリップシフト (grip shift)

ハンドル握りの根元に付けたディレイラー用グリップを親指と人差し指で握って回転させることにより、ディレイラーを移動させる方式。グリップを回すとその中の溝にロープ(ケーブル)を巻きつけてロープを引っ張り、ディレイラーを移動させる。ねじるように回すので、ツイストシフトとも呼ばれる。

グリップシフター (grip shifter)

変速機の握り回転式シフターハンドル握りの根元に付けたディレイラー用グリップを親指と人差し指で握って回転させることにより、ディレイラーを移動させる変速機のシフター。
グリップを回すとその中の溝にロープ(ケーブル)を巻きつけてロープを引っ張り、
外装変速機又は内装変速機を変速する。
どのスプロケットが使われているかを示す指示器が付いている。人によっては、レバー式シフターより操作がしやすい。
ツイストシフターおよびレボシフター(シマノ語)とも呼ばれる。
ブレーキレバーと一体の形もある(右端図)。 マウンテンバイクおよびシティ車などに使われる。
メーカーは、シマノAD-? EngineeringRohloff 、など。

グループ (group)

MTB用の部品群
レベルグループ名
プロXTR
競技DeoreXT
熟練DeoreLX
中間Deore
練習Alivio
入門Acera
ロードバイク用の部品群
レベルグループ名価格性能信頼性質量利益率
プロ Dura Ace
競技 Ultegra
熟練 105
練習 Tiagra
入門 Sora
入門 Claris
概要
部品群のこと。部品群にはブレーキ、ハブ、スプロケット、クランク、チェーン、ペダル、ボトムブラケット、シフター、ディレイラーおよびヘッドセットなどが含まれる。
靴は人によって違うので、靴と一体となるペダルは部品群に含まれないないことが多い。
このようなレベル分けした部品群はコンポーネントセット(又はコンポーネント)またはグループセットと呼ばれることもある。グループセットのグループとセットはおよそ同じ意味であり、冗長語である。
目的
多様な使用者に適応するよう、メーカーは部品群としてレベル分けして性能差及び価格差を付けて売るという販売戦略をとっている。
1960年代にカンパニョーロが始めたが、シマノも追随している。
シマノの部品群
ロードバイクおよびマウンテンバイク(MTB)のシマノの部品群をそれぞれ表に示す。同表のレベル名は公式のものではありません。
同表の価格、性能、信頼性、質量、販売数および利益率の比較は、絶対的なものでなく相対的なもの。
カンパニョーロの部品群
カンパニョーロの部品群

グループセット(group set)

1つの部品メーカーの構成品(コンポーネント)の組合せ(群)。
英国など欧州の用語。
米国では単にグループ(群)と呼ばれる。
グループとセットはほぼ同じ意味であり重複している。
デュラエースXTRなどのグループ名が付いている。
構成品としては、クランクセットボトムブラケット(BB)、ディレイラー
カセットスプロケットチェーンハブシフターおよびブレーキなどがある。
チェーンはカセットスプロケットの段数に応じて幅が異なる。
グループで部品を売るために、カンパニョーロが1960年代に始めた。
シマノも追随している。
右図は、カンパニョーロのCentaurグループセット。




GS (GS)

後ディレイラーケージ の長さを表すシマノの記号。例えば、RD-7800-GS。

ガイド付き自転車旅行 (guided bicycle tour)

案内人の付く自転車旅行。最初に開催されたのは1933年。

ガイドプレート (guide plate)

前ディレイラーにおいて、チェーンを押してチェーンリング間で移動させる、2枚構成(内プレート及び外プレート)の眉形の案内板。チェーンガイド、チェーンケージまたはディレイラーケージとも呼ばれる。プレート(板)の下部の輪郭は、大スプロケット(ロードバイクでは52Tそしてマウンテンバイクでは44T~48T)の外径とほぼ合うようになっている。内プレートはチェーンを左から右へ(大きいスプロケットへ)移動させるのに使い、外プレートはチェーンを右から左へ(小さいスプロケットへ)移動させるのに使う。

ギドネットレバー (guidonnet lever、guidonnet brake lever)

ブレーキレバーの一種。旅行車又はサイクリング車などのドロップハンドルに付ける。 ブルホーンハンドル及びにぎり部が後退している後退ハンドルにも使われる。
レバーを上から見ると角が丸みのあるL形をしており、手がドロップハンドルの前に出た部分(リーチ)にあるときはレバーのA部を引き、手がハンドルの左右の水平部にあるときはレバーのB部を引く。
フランスの今は無きMafac社が1940年代に世に出した。
メーカーは、ヨシガイ 、など。

ゴム壁 (gum sidewall、gum wall)

繊維層でできたタイヤのケーシング(コード)の側壁にゴム層が付いている形式。ほとんどのタイヤはゴム壁。ブラック壁とも言う。
側壁にゴム層が付いていないタイヤはスキン壁と呼ばれる。

ガムサイド (gum sidewall、gum wall)

タイヤの側壁にゴム層が付いている形式。ガムとはゴムのこと。ほとんどのタイヤはガムサイド。ゴム壁及びブラック壁とも言う。側壁にゴム層が付いていないタイヤはスキン壁と呼ばれる。

ガムタイヤ (gum tire、gumwall tire)

タイヤ全体をガム(ゴム)が覆っているタイヤ。ガムウオールとも呼ばれる。

ガムウォール (gumwall、gumwall tire)

ゴム壁のこと。ガムとはゴムのこと。側壁にゴムが付いているタイヤ。ほとんどのタイヤはゴム壁。ブラック壁とも言うがカラータイヤもあるので紛らわしい。側壁にゴムが付いていないタイヤは、スキン壁と呼ばれる。

ガセット (gusset)

フレームの管の結合部などの大きな応力の働く箇所を補強する三角形状などの補強板。主にマウンテンバイクに使われる。左写真はフレームの頭管(ヘッドチューブ)と上管(トップチューブ)および下管(ダウンチューブ)の結合部の補強にガセットを使っている。右写真はフレームの上管および立管(シートチューブ)の結合部の補強にガセットを使っている。ガセット板とも言う。

逆ねじ (left hand thread、left thread)

左ねじ。普通のねじ(右ねじ)は右に回すと締まるが、逆ねじ(左ねじ)は左に回すと締まる(右に回すと緩む)。
左のペダル軸は左ねじでクランクにねじ込んである。右ねじだと緩む方向のトルクが働くため。

逆止弁 (check valve)

流体(空気など)の逆流を防止する弁(バルブ)。逆方向に流れようとすると、その流体の力で弁体が閉じて流れないようにする。正常方向に流れる場合は、その流体の力で弁体が開く。 タイヤのチューブに付いている仏式バルブおよび米式バルブのコアには、逆止弁の機能がある。 英式バルブ虫ゴムが逆止弁の働きをする。
空気入れのなかには、逆止弁を付けたものがある。

逆つめ (forward facing dropout、semi horizontal dropout、horizontal dropout)

チェーンステイ後端にあって、後輪ハブ軸を取付けるためのほぼ水平の開口部が前方に向いている逆水平つめ(爪)
右図は後ディレイラーを取り付けるディレイラーハンガーが付いている。
開口部が後方に向いているつめは正つめまたはトラックエンドと呼ばれる。

業務用自転車 (cargo bike/bicycle、work bike/bicycle)

概要
業務用に荷物などを運搬するための自転車。
実用車又はワークバイクとも呼ばれる。
二輪車および三輪車がある。
特殊仕様
電動補助の業務用自転車も普及している。
コーヒーをその場で作って販売する業務用自転車がある。
メーカーはコーヒー設備と自転車をセットで販売している。
電気は屋根に付けた太陽光パネルで賄っている。
複数の人が乗ってペダルを漕ぐバスとして、バイシクルバスがある。
街中での宅配などに使っている形がある。
メーカー
パナソニック サイクルテックブリヂストンサイクルヤマハ発動機
Advanced Vehicle DesignAzor BikeBakfietsCoffee LatinoCycles Maximus
Monark ExerciseNijland ProductsPashley CyclesWorksman CyclesYuba Bicycles 、など。

ジャイロ (Gyro)

ハンドルを360度回転させてもブレーキロープ(ケーブル)が捩れないようにする装置に対するOdyssey社の商品名。一般名はローター、BMXローターまたはディタングラー(もつれ防止器)。 フラットランドバイクに使われる。ハンドルステム部に取付け、ジャイロの上円板にブレーキレバーからのロープをつなぎ、下円板にブレーキへ行くロープをつなぐ。 円板には玉軸受が付いており、ハンドルの回転によって回転するのでロープは捩れない。 中央の円板が玉軸受の入ったローター。ロープはジャイロへの取付け上、二股に分かれた専用ロープを使う。
メーカーは、DartmoorOdyssey 、など。

ジャイロ効果 (gyroscopic effect)

回転体が角運動量を保存しようとする働きで、回転体の回転数および質量が大きいほど効果が大きい。次のような効果がある。

  • 回転体は回転軸の向きを保とうとする。
  • 回転軸の向きを変える力が働くと、その力の方向と直角方向に回転軸が動こうとする(加えられた力に対して角運動量を保存しようとするため)。
ジャイロ効果は次のように自転車にとって望ましいものであるが、車輪の回転数が小さいため、トレイルの効果に比べると、相対的に無視してよいほど小さい効果である。
特に、立ち漕ぎのような低速では全く無視できる。
  • 直立安定走行
    前輪、後輪共にジャイロ効果によって、直立状態を維持しようとする(倒れない)。
  • 曲がりの手助け
    曲がろうとして自転車を傾けると、前輪も傾くので前輪のジャイロ効果により、前輪(従ってハンドル)は操縦管を軸にして曲がる方向に回ろうとする。
しかし、高速走行時のシミーと呼ばれる横振動においては、ジャイロ効果は振動を助長する好ましくない働きをする。
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