スポークが折れたときに使う、ケブラー(アラミド繊維)紐で作った緊急用の補修スポークの商品名。スポークの代用として使う。
リムに付けたニップルに補修スポークを3~4回転ねじ込む。紐をハブフランジのスポーク穴に通してからカムに引き返し、図に示すように紐をカムに通す。
カム部を回してニップルにねじ込み、紐に張力を与える。張力の大きを適切にして、リムに横方向のたわみをなくする。
スポーク数が36本の車輪は1本のスポークが折れても何とか走ることができるが、スポーク数の少ない車輪は1本でもスポークが折れるとリムが変形して致命的となり走行できない。
メーカーによっては、緊急スポーク(イマーゼンシースポーク)と言っている。
メーカーは、Emergency Spoke 、Morrison-Barrios 。