力を吸収して放出するコイルばねを入れたハブの商品名。2008年にEkstundo社(スロベニア共和国)が販売を始めた。
左図はブレーキロータの付いたマウンテンバイク用のEハブ。ロードバイク用もある。中図はハブを透明にして、コイルばねを赤色にして見せている。
ペダルに大きな力が加わった時はばねが圧縮されて力を蓄え、力が小さくなった時はばねが伸びて力を放出する。
そのため、ペダル押下げ及び引上げ行程ではばねを圧縮して力を蓄え、前方押し(上死点)及び後方引き(下死点)行程ではばねが伸びて力を放出する。
メーカーによれば、動力は最大で10%増加する。上死点及び下死点においても力を加えることのできる人には効果は限られる。欠点は太いコイルばねを使うので質量が大きくなること。
右図はクランク角とトルクの関係グラフ。