カンパニョーロ社が1986年に出したの中央引きブレーキ。前面及び背面はそれぞれ三角形のカバーで覆われている。
左写真は外観、中写真は前面内部そして右写真は背面内部。リンクワイヤー(アーチワイヤー)の代わりに、二等辺の平行四辺形(ダイヤ形)リンク機構を使っている(中写真)。
平行四辺形リンクの上のピンを固定し、下のピンをロープ(ケーブル)で引上げると左右のピンは両側に動き左右のブレーキアームの上部を左右に押す。 ブレーキアームは三角形部の下部左右のピンで固定されているため、下端のブレーキパッドはリムへ向かって動く。
平行四辺形の下部のピンは左右2個のねじりコイルばねで下に押されており(右写真)、パッドをリムから離す働きをする。