変速機の変速数またはそれに対応するスプロケットの数。速(スピード)とも言う。クランクスプロケットは1段~3段そして後輪スプロケットは1段~11段。
クランクスプロケット歯数A及び後輪スプロケット歯数Bの組合せは、AxB段と表す。例えば、A=2そしてB=9の場合は、2x9段と表す。
変速機としての変速段数はクランクスプロケット数と後輪スプロケット(カセットスプロケット)数の組合せ数、すなわち
変速段数 = クランクスプロケット段数 X 後輪スプロケット段数
例えば、クランクスプロケットが2段そして後輪スプロケットが9段の場合は、 変速段数 = 2 X 9 = 18段 (18速) となる。
ただし、この組合せの中に似たギア比の組合せがあるので、有効段数は少なくなる。
10段(10速)の後輪スプロケットは2002年にカンパニョーロが最初に市販し、その数年後にシマノが出した。11段は2008年にカンパニョーロが最初に出した。

