コンピューター断層撮影装置。
X線装置とコンピューターを組み合わせた主に医療機器。
X線を360度回転しながら照射して人体の横断面を撮影、各方向からの像をコンピューターで処理して、その内部の3次元画像を得る。
X線のほか、粒子線・超音波などを用いたものもある。
英国のハウンズフィールド(G. N. Hounsfield 、1919-)及び米国のコーマック(A. M. Cormack 、1924-1998)が開発した。
自転車メーカーのCanyon社は、フレーム、ホイール及びコンポーネントなどを専用のCTスキャナーにかけて、研究開発(R&D)及び品質管理(QC)に利用している。
左図は操作卓及びディスプレーそして右図はスキャナー室でフレームを撮影している状況。
X線照射器は操作卓の操作によって上下移動できる。
フレームなどは回転テーブルに置く。
回転テーブルは操作卓の操作によって、回転及び左右移動ができる。