ディレイラーなどの部品をクランプでフレームなどに固定する方式。塗装の上から固定するので精密機器とは言えない。
前ディレイラーのクランプ径は立管径に対応している必要がある。立管径は28.6mmおよび31.8mmが多い。これは素材のフレーム管の外径で、実際の外径は塗装厚さだけ厚くなっている。
クランプオン方式は、クランクスプロケットの大きさ(高さ)に対応して、クランプを上下に動かすことができる。
フレームにろう付けなどで付けた座および座に固定する方式はブレーズオンと呼ばれる。
どちらがすっきりと見えるかは、好みによる。クランプオンとすれば、フレームメーカーにはブレーズオンを付ける手間がかからない。