- (A) 水平と
- (B) 立管と
シマノの前ディレイラーの仕様では、立管(シートチューブ)中心線とチェーンステイのなす角度 (右図のB)。
すなわち、立管-チェーンステイ角度。
チェーンはチェーンステイに沿って走るため、立管に固定する前ディレイラーのケージ(チェーン案内)とチェーンの位置関係が適切となるディレイラーを選ぶ。
前ディレイラー仕様の立管-チェーンステイ角度はロードバイクで61°~66°そしてマウンテンバイクで63°~66°および66°~69°となっている。
マウンテンバイクはBB下がりが小さいため、チェーンステイ角は小さくなっている。立管とチェーンステイ間の角度は次式で求めることが出来る。立管とチェーンステイ間の角度(B) = シート角度 - チェーンステイ角度(A)
参考 「チェーンステイ」